第33話への応援コメント
「OLが上司と喧嘩して会社を辞めて突然大家さんになる」
申し訳ないことですが、仕事病でこの文章からなんとなくこういう感じの話かな、と自分なりに考える展開とかを考えながら読み始めました。
冒頭インパクトがあるので、これで大家になったアパートに美形や金持ちやらがいて恋愛~などと都合のいいばかりの展開になって「会社辞めて正解だったわ!」みたいなのが一番やだなーと思っていたのですが、
まったくそんなものとは違う、「私はこういうアパート大家さんものが見たかったんだよ!!✨」っていうものが描かれていて本当に嬉しかったです。
確かに会社辞めて正解だった、は描かれているんですが、ちゃんと人間との現実感ある交流が描かれてる!
それに、主人公が求めていることが何よりも「穏やかな生活」だったのがすごく良かったです。一攫千金や玉の輿などという浮ついた現実離れした夢ではなく、主人公はこれまで会社で必死にがむしゃらに生きてた人なんだなと思いました。自分の生活が疎かになるほど、会社を頑張ってた。
それは辞めた瞬間から日常を取り戻せたわけではないことから伝わってきました。
この主人公には「こんな生活がきっと幸せというものだ」という理想がちゃんと頭の中にあったんだと思います。でも、厳しい会社勤めでそういう感覚も忘れかけてしまい、分からなくなりかけていたので、こちらのアパートで朝ごはん会を通して、人との適切な距離、それこそ「静かに始まり、段々と他人が友人になり、友人が家族のように強い豊かな関係性になって行く」という、理想的な人間関係の構築の仕方が表現されていたのが素敵でした。
大事件!! と呼ばれるようなものはこの中には描かれていませんでしたが、私はそれがこの話ではとても好きな部分です。多分、それぞれのアパートの住人には、仕事で困ったこととか、落ち込むようなことも人の日常としてあったんだと思います。
でも朝ごはんをみんなで穏やかに食べられる限りは、乗り越えられるものだったんだろうということは分かるし、恋愛とかも日常の刺激にはなりますが、私はこの話の穏やかさをすごく気に入っていたので、ある意味穏やかな人間関係を崩してしまう可能性がある恋愛要素とかはあまりない方がいいな……と密かに思いながらラストまで読み進めてたので、終始とても安心して読み進められました。
私は家族の団欒話とかが苦手なのですが、他者との共同生活や疑似家族のような温かさ自体を忌み嫌ってるわけではないことをすごく実感出来ました!
穏やかな日常を描いていますが、
最後にとてもいい話だったな、と印象に残るとても素敵な話でした。
読ませてくださってありがとうございました!
第33話への応援コメント
ほのぼのしました。
第16話への応援コメント
誰かと食べるごはんの温度とひとりで食べるごはんの温度は、同じようで、どこか違う。「でも、どちらにもちゃんと意味がある気がした」というこの部分がとてもいいなと思いました。
実は金魚のことを送ろうか迷って、結局そのまま送らずにその日を終えた、という部分も個人的にとても気に入りました。
この場面では、正解とかは無い気がします。
人と人の繋がりがしっかりしていれば、送っても変な事にはならないだろうし、
送らなくても変なことにはならない。
ただ、人間は誰かとずっと繋がっているというのは幸せだけどしんどいこともある。
この主人公がこの日は、それぞれの場所に向かった人たちに連絡を取らなかったことが、優しい気遣いのように感じられて、私はとても気に入りました。
第15話への応援コメント
なんかこのお話には大事件のようなものは起こらないけれど、退屈ではなく、居心地の良さを感じ、「いいなあ……」と思って読み進めていて、それが何でかなあとずっと思っていたのですけれど、
もし長岡さんの「ここをキャンプ地とする!」が私の思う「ここをキャンプ地とする!」と一致しているのならば、この話に漂う居心地の良さ、大きな事件や出来事が例え起こらなくても、共に過ごして時間を共にする心地よさ、の雰囲気がどこから来るのか分かった気がしました。(おっ!✨と思いました違ったらすみません)
最初から恋愛を求めて行かない感じや、
見返りという言葉が存在しない感じ。
一致しているのならば多分作者さんがその世界観を知っていて、いいなぁと思っている人だから書く文章なのかなと思いました
居心地いいんですよ、この話。
「会社から帰って来て疲れてる人が見る」
そうするとなんだかいいなあ、と思う。
難しい設定とかはないのですが、この話にしかない独特の雰囲気を感じます。
心地がいい。
第11話への応援コメント
「男性と二人きりだというのに、不思議と緊張感はなくて、なんとも心地いい時間だった」
という文章が数話前に書かれていて、すごく嬉しかったです。
実は個人的に集団でご飯を食べる、というシチュエーションがとても好きなのですが、安心して、そうでありたいというこだわりを持っています。
結構若い女性が大家さんになるとかいう設定だと、大家になったところに素敵な男性がいて……などとすぐさま恋愛に結び付けて恋愛の話だけになっていく話とかもあり、そういうのは全然今、読みたくなかったため、多少緊張してこの話を読んでいたのですが、この一文を見た時にこの話はそういう感覚が分かる人が書いていて、そういう空気もちゃんと書いてくれる話なんだなあと分かり、安心しました。
そこに居場所がある ただ一緒にご飯を食べてくれる人がいて、あとのことはそれぞれの人生や生活を過ごしているけど、それだけで価値があるといいますか、安心感を持てる空気。
主人公の女性が、こういうことに価値があると思っていたり、「いいなあ」とか「好きだなあ」とか思っていないと、これは出せないと思うのでとても素敵だなと思いました。
ここで描かれてる雰囲気が好きなので、また読みに来たいと思います。
読ませていただいてありがとうございます
第7話への応援コメント
恋愛は素敵なものでもありますが、
時々、最初からそれを期待されたり期待したりすると、すごく鬱陶しく思ってしまうこともあります。
実は読み手としても私はそういう所があって、現代で男と女が一緒の場所にいて、最初から恋愛の二文字があからさまに浮かび上がっている話は結構苦手です。
未来のことは、人付き合いであり、変化するポジティブな人間関係の延長上として恋愛があるのは全然大丈夫ですし、むしろ素敵だと思うのですが……
こちらのお話を7話まで一気に読ませていただいて、少なくともこの時点まで、男と女がそこにいても恋愛があからさまに見えて来なく、「居場所」に話が集中していて、住人と大家さんがまずは住人と大家さんという関係を、よりよく結ぼうとしている感じが何よりも前面に出ていて、読んでいて心地よかったです
ここから先どんな話になって行くのかは分かりませんが、出だしがとても安心して読み心地が良かったので、また読みに来たいと思います。
作者からの返信
感想をいただきありがとうございます。
そうですね。
男女=恋愛という考えが私もあまり苦手だということもあり、拙い文章ではありますが、やはり関係性というものをゆっくりと育んでいく形にしていきたいとは思っています。
第1話への応援コメント
これから楽しいドタバタ劇が見れそうです!