養豚場

さわじりぶー

第1話 ニート

私は1度仕事をやめるとしばらく働きたくなくなる傾向があり、この頃も前職を辞めてから2ヶ月ほどニートをしていた。





家族からは


いつまでダラダラしてんの!

若いんだからね!時間を無駄にしたらもったいないのよ!


と、ここ最近は私のせいでかなりイライラされているご様子。



わかってる!

働く気がない訳じゃないの!



だったらはやく、バイトでも何でもいいからとりあえず働きなさいよ!

私はね、若い子がダラダラしてるの見るのが大っきらいなのよ!






ひょえー!おそろしい!

私は車の鍵を持ち、風のごとく一瞬でこの居心地の悪い空間から立ち去った。



近くのサークルKにしばらく待機。


(怒りが静まるまで1時間ほど時間を潰そう…)


雑誌の立ち読みをしたり、その後はお菓子を買い、駐車場でお菓子を片手に携帯でテトリス!








そろそろいいかな!





タウンワークを片手に誇らしげに帰宅。



私、働く気ありますからアピール!!




アピールも空しく、残念なことに家族は買い物に出掛けていた。笑







アピール作戦は失敗したけど勝負はここから!


部屋に戻るとタウンワークとのにらめっこタイムがやってきた。




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