空想生物図鑑
欠陥品の磨き石 磨奇 未知
第1話記念すべき一体目グチョックス
体の半分が抉られても生きることができる。
微細な羽の運動で少しだけ浮くことができ、
地面にいる外敵から身を守ることができる。
少しだけ羽を動かすだけなので体力も温存でき長距離移動も可能。
しかしそれに目をつけたのが人間だ。
大きさは靴と同じぐらいのサイズなので
人間はグチョックスの体を足が入るぐらいの穴を開ける。
人間はそこに足を入れる。簡易的な靴の完成だ。 さらにグチョックスは微細な振動で浮いているため音も出ずに浮くことができる。 主に地面が凸凹してたり毒を持った虫がうじゃうじゃいる場面で使われる
なんとも気の毒な生物だ笑
人間の皮膚垢を抉られた皮膚から吸収することによってギリギリ生きられる。
人間の皮膚垢のできるスピードとグチョックスの食事量の曖昧が絶妙すぎて死にたくても死なねくなってる。
なんとも皮肉なことだ 合理的に進化した結果人間の道具になるとは…。
ちなみにグチョックスは目が悪いので
人間に運んでもらうことによって別のグチョックスと出会い交尾をする。
なんだかんだで人間とグチョックスは切っても切り離せない関係なのである笑。
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