第2話 バカッ・・・!
叫んだ私の声が。
空しく残る。
貴方は。
立ちすくんだまま。
いつもの。
中途半端な笑みを浮かべていた。
それで。
いいの?
私の呟きが。
何度も聞こえている筈なのに。
貴方は。
今も、曖昧な笑みを浮かべているのです。
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