妊娠出産・子育てを頑張る人に愛の手を

前作の息子様編に続いての娘様編となります。

私のところも作者様と同じように3歳差の第二子出産だったのですが、本当にどうしようもなく絶妙なタイミングで上の子が熱出したり怪我したりするんですよね。

人任せにできないことを人任せにしなければならない焦燥感が作品から伝わってきて、当時の感覚が甦りヒェッとなります。

私はポンコツ夫側の視点しか持ち得ませんでしたが、多くのお母さんはきっとその何倍ものヒエッを経験されていることでしょう。

女性にとって出産は比喩ではなく本当に命懸け。

そんな頑張るお母さんが困窮・孤立することなく、楽しむことを諦めることもない社会にしていかないといけません。

そのために、本作品のような体験記を老若男女問わず多くの方に読んで頂きたいなと思います。

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