リクリト

フランヌ

入隊篇

第1話 クリエイト

私の名前は『雹弍 鬼失ひょうに きしつ

そして私の隣にいる幼馴染の名前は『苑華 叉解えんか さと

私たちが生きている世界にはそれぞれ『想極力クレエ』と呼ばれている力を持っている

因みに私は「想像したものを創造できる能力」を持っていて

叉解は「想像したものを破壊できる能力」をもっている


そして今日、ここ襾旧市かきゅうしがメインで動いている否狂対抗部隊フォルに入ることになった

否狂対抗部隊フォルは敵である否狂スンガンに対抗する為に出来た部隊である

否狂対抗部隊フォルは17番隊まであり、私たちは16番隊の入った


「君たちには今日からここ16番隊に入ってもらう!」

タンクトップを着た筋肉質の男性、16番隊隊長『熱王 霊ねつおう りょう』が叫ぶように言った

りょう隊長うるさいっすよ」

青と紫がハーフで入っている服を着ている16番隊副隊長『霧鳥 音音きりとり おとね』が言った

「済まん」

「いいっすよ」


「よろしくおねがいします!!」

鬼失と叉解は言った


「元気な子だねぇ」

りょうはニコニコした表情で言った


「入って来て直ぐだけど 任務だ。まずは準備をしようか」

音音おとねは言った


「はい!」


任務場所襾旧市かきゅうし3丁目16番隊本部の近くである

そこには少し溶けかかっている大きめな否狂スンガンがいた

「私が最初戦いますよ」

音音おとねが言った


『音響調整-Emイーマイナー

音音おとねから小型のスピーカーが出てきた、そこから音波が放出された

その音波の音色はギターのEmイーマイナーコードと同じだった

その音波が否狂スンガンに当たった瞬間否狂スンガンの額部分からコアらしき物が現れた


否狂スンガンさん終わりっすよ」

音音おとねは冷静沈着に言った


BPMビーピーエム調整20→170」

その瞬間否狂スンガンコアが壊れて内部から爆発した


「なんで最初からBPMを170にしなかったんですか?」

「あー、コアを剥き出しにしなきゃ周りの膜がすぐ復活して元に戻っちゃうっすよ」

「なるほど…」

「因みに、私の想極力クレエは『音楽操作ミュージック・コントロール』音楽に関係する事ならなんでも扱えてそれを攻撃に使えるっす」

「結構強いな…」

「あー、一つ聞きたいんだが、お前らの名前と想極力クレエはなんだ?」

霊は訊いた


雹弍 鬼失ひょうに きしつです!

 想極力クレエは『創造クリエイト』です」

「『創造クリエイト』…というと?」

「ある程度限界はありますが想像したものを創造できます」

「ほぉ、じゃあ大きめのスピーカーとかって創造できるんっすか?」

「ええ、できますよ」


その場でとても大きめのスピーカーを出した


「うお、すごいっすね、持続時間ってどれぐらいっすか?」

「私が考えを辞めた時だと思います」

「すごい強い想極力クレエじゃないっすか」


「えーと、私の説明もいいですか?」

「あ、すいませんっすいいっすよ」


「私の名前は、苑華 叉解えんか さとです。

 想極力クレエは、『朽ちろフェネ』です。」


朽ちろフェネはどうゆう能力だ?」

「鬼失とは真逆で想像した物を破壊できます、限界はありますけど」

「結構強いじゃないっすか」

「ありがとうございます…!」

「さっき、鬼失が創造したスピーカーを破壊できるか?」

「ええ、出来ますよ」


さきほど鬼失が想像したスピーカーを破壊した

その影響で鬼失への影響はない


そのまま雑談し今日は終わった

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