料理とダンジョン、配信と学園。この組み合わせは一見すると要素過多だが、実際に読んでみると、むしろ全部が「主人公の異常さ」を引き立てるために機能している。
特に面白いのは、料理が単なるグルメ要素ではなく、魔物との戦闘経験や迷宮探索の技術と地続きになっているところ。料理人として強いのではなく、迷宮で生き残ってきた結果として料理まで強い。この順序が気持ちいい。
設定の時点で既に勝負がついているタイプの無双ものだが、そこに学園という「普通の物差し」を置いたことで、主人公の規格外さがより際立っている。変な設定なのに、ちゃんと読みやすい。そこが強い。