相棒と一緒

トマトも柄

妖精育て

 小さな妖精が飛んでいます。

 フラフラと飛んでて危ない感じでどこかにぶつかりそうです。

 そして力尽きたのかそのまま落ちていき、地面に倒れてしまいました。

 その妖精が倒れたのが見えたのか、少年が駆け出して妖精を急いで拾います。

 少年はそのまま急いで家に帰りました。

 倒れた妖精を看病して少年は復活するのを待っています。

 妖精は少年の看病でどんどん元気になっていきました。

 妖精は元気になって少年の周りを飛んでいます。

 少年も妖精が元気に飛び回っているのを見てとても嬉しそうです。

 妖精は少年の事を気に入っていつも肩の上に乗って行動を共にするようになりました。

 どんな時でも一緒に行動しています。

 少年はゆさゆさと揺らされる妖精を見てある事を思い付きました。

 ある日、少年は出かける時にかごバッグを用意しました。

 妖精はいつものように肩に乗ろうとします。

 すると、少年は人差し指を振って君の場所はそこじゃないよと教えます。

 妖精はどこどこと探してると少年は人差し指に乗ってと合図を送ります。

 妖精は人差し指に乗り、そのまま誘導されていきます。

 少年の人差し指はそのままかごバッグの中に入れていきます。

 妖精はかごバッグの中を見て驚きました。

 そこには小さな布や保冷剤などが入っており、妖精にとっての快適な空間ができあがっていたのです。

 妖精はかごバッグの中を動き回って喜んでいます。

 そしてかごバッグからひょっこり顔を出し、少年を見ます。

 少年は見られているのに気付いたのか、笑顔で気に入ったかい?と問いかけるような顔をしていました。

 妖精は笑顔で返し、とても気に入った顔をしています。

 こうして二人はかごバッグを使って様々な場所に行きました。

 森にも行きました。

 海にも行きました。

 山にも行きました。

 二人は色んな所に行き、色々学び、色々楽しみました。

 二人は様々な経験をして山頂に登り着きました。

 山頂に着き二人は綺麗な朝日を拝みます。

 妖精がかごバッグから飛び、少年の肩に乗ります。

 少年は肩に乗った妖精に笑顔を向けます。

 妖精も笑顔で返します。

 二人はもう相棒同士。

 これからも二人は行動を共にして色々な所へ向かうでしょう。





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相棒と一緒 トマトも柄 @lazily

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