第5話 着替える

### **(真相編・SWDの正体)**


**「本部? ってあなたたちは誰?」**


「我々は**SWD(シークレット・ウォリアーズ・ディビジョン)**」

智子が誇らしげに胸を張る。

「あの怪物たちを処理するのが仕事よ」


「あの怪物について何か知ってるの?」

「現時点で分かってるのは『人間が制御不能になった存在』ってことだけ」

智子の表情が曇る。

「どんな力か、なぜ暴走するか、元に戻せるか……全て不明。でも被害が大きすぎるから、今は消すしかないの」


(……僕のことを『さとる』って……)

「違うよ! 私は『まい』だよ!」


「嘘つかないで」

突然現れた局長が冷たく言い放つ。

「私は記憶を読める超能力者だ。それに――」

**「君の昔馴染みが会いたがってる」**


### **(超能力社会の裏側)**


この時代、**量子チップ**で精神力を増幅し、現実を微調整できる。

(一般的には『超能力』と呼ばれてるけど……)


地水火風、電磁、重力系は聞いたことがある。

(でも**精神系**は初耳だ)


軍服姿の美少女が近づいてくる。

(どこかで会ったような……)


「悟……じゃなくて『まい』ちゃんかな?」

**冷たい手が頬に触れる**。

「覚えてる?」


「えっと……」

(顔が熱くなる)


「赤くなるなんて可愛いわね」

**もっと赤くなる**


「五代智子よ。子供の頃よく遊んだでしょ?」

「あ! 智子! 久しぶり!」


### **(新生活の準備)**


「身分証明はもう手配済み。名前のセンスいいわね」

「性転換技術は戦時中に封印され、資料も破棄された」

**スキャン音**

「体に異常はないみたい。安心して」


「誰にも傷つけさせない。少し休んで……**テストが始まるわ**」


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