風鈴
亡くなった祖父の家にはたくさんの風鈴があった。なんとなく物干し竿に吊るしていたら、いとこがやってきた。
「これは二番目。それは五番目」
今まで話したこともないのに、彼は僕に命令した。
でも、並べ替えた風鈴に団扇で風を送ると綺麗な音階になったから、何も言えない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます