転生したら五人姉妹の天使様が花嫁になっていた件

なんちゃってAI小説家

プロローグ

標路しめじ じゅんさん、私たち五つ子を花嫁にしてください」


 背中に天使の翼を生やした5人の美少女が、俺を取り囲むように目の前に並んでいる。その真ん中にいるリーダーらしき女性が両手を差し出しながらお淑やかに語り、残りの4人も同じように両手を差し出してきた。


「これ、まんまじゃん! よっしゃー! やったぜ! 俺は、俺は異世界転生したんだぁぁぁぁぁ!」


 両手で拳を握り、ガッツポーズ。


 ついさっき、ドシャ降りの中で本屋まで全力疾走したのが嘘みたいだ。

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