追放と欠落、二人の歩む道は

1章を読了での感想です。

魔法が神の祝福とされる世界で、魔法を持たない者が欠陥とされる──そんな社会に対して、主人公たちが怒りと覚悟を持って立ち向かう物語。

語り口は軽快で皮肉が効いていて、テンポよく読めます。
でもその裏には、力や信仰、社会のあり方への深い問いかけがあって、読後にじわっと残る読書体験でした。

またゆっくりと読ませていただきますね。