こんな大河ドラマがみたい!2025

鷹山トシキ

第1話 古代編

以下に、**オリジナルの「大河ドラマ・古代編」のキャストと本編構想を提案します。舞台は、ヤマト王権が台頭し、豪族たちが激しくぶつかり合う激動の古墳時代〜飛鳥時代初期(4〜6世紀)**です。



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🌸 大河ドラマ『紫の雷(むらさきのいかずち)』


✦ テーマ


「言葉が国を作り、剣が夢を裂く――。命を賭けて時代を切り拓いた者たちの叙事詩。」



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🧑‍🤝‍🧑 主な登場人物とキャスト(架空・実在の混合)


主人公


稚武彦命(わかたけるのみこと)/のちの雄略天皇:

 山崎賢人

 暴君とも謳われた若き大王。血塗られた即位の裏で、理想国家を夢見る青年の苦悩が描かれる。




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ヒロイン


額田部稲依(ぬかたべのいなより):

 浜辺美波

 地方豪族の娘。歌の才を持ち、後に宮廷歌人に。王の理想と暴政の狭間で揺れ動く。




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キーパーソンたち


葛城襲津彦(かつらぎのそつひこ):

 阿部寛

 大和政権の重鎮。理想と現実の狭間で葛藤しながら、王権の行方を見守る。


大伴金村(おおとものかなむら):

 堤真一

 武をもって大王を支える宿将。だがその忠義は、王を盲信する危うさもはらむ。


蘇我石川(そがのいしかわ):

 香川照之

 次第に頭角を現す新興豪族。時代を読み、他氏族を出し抜こうとする策士。


物部麁鹿火(もののべのあらかひ):

 長谷川博己

 武を誇る物部氏の頭領。古き神々の信仰を守り、新たな仏教の潮流に反発する。


忍坂大中姫(おしさかのおおなかつひめ):

 小池栄子

 王の姉で政治的手腕を持つ女傑。朝廷内の陰の実力者。




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📘 あらすじ(全12章構成)


第1章:影を背負う若者(大和の国、稚武彦の目覚め)


病に倒れた先王の後継を巡り、王族同士が血で血を洗う抗争を繰り広げる。稚武彦は兄を討ち、大王への道を歩み出す。


第2章:雷鳴、葛城を裂く


稚武彦の命により、反抗的な豪族・葛城氏が粛清される。葛城襲津彦の苦悩と別れ。


第3章:剣と言葉の狭間で


額田部稲依が歌を通して宮廷に召し上げられる。王との出会いと愛の芽生え。


第4章:神々の戦場


物部氏と蘇我氏が新興宗教(仏教)を巡り対立。朝廷分裂の兆し。


第5章:火の海、吉野に燃ゆ


地方豪族の反乱。大伴金村率いる軍が出陣するが、失策により仲間を失う。


第6章:夢の国造り


稚武彦、ついに「日本」を国として統一するべく、「言葉」と「律」を整え始める。


第7章:裏切りの宴


蘇我石川、王に仇なす密謀を始める。大王の心に「疑念」が宿る。


第8章:愛しき者を斬る


稲依が敵の間者と疑われ、処刑されかける。真実を知った王は狂気の淵へ。


第9章:雷の咆哮


雄略天皇、恐怖政治へと突き進む。だが内心は、孤独と罪悪感に苛まれる。


第10章:大地に眠る歌


額田部の残した歌が、次の世代の希望の種となる。大和に春の兆しが訪れる。


第11章:神と仏の黄昏


物部と蘇我、ついに激突。武力と信仰が入り乱れる死闘の果てに、未来が揺らぐ。


第12章(最終回):紫の雷、空を裂いて


晩年の雄略天皇が独白する。「私は王たり得たのか――」。葬送の歌とともに幕が下りる。



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🎶 音楽・演出


音楽:久石譲


語り:中井貴一


オープニング映像:古墳、剣、歌の巻物、そして稲穂が風に揺れる幻想的映像美




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ご希望があれば、一話ずつ脚本風に描写したり、**特定の人物に焦点を当てたスピンオフ(例えば物部視点や稲依視点)**なども展開できます。お気軽にどうぞ!


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