創り主のために自壊したはずの、感情を持つ超高性能AI『エデン』。
彼女が目を覚ますと、異世界で誕生した赤ん坊・アリシアの「スキル」になっていた――。
エデンが演算処理をする際の緻密なプログラミングの構成から、登場人物たちの繊細な心情の機微までが鮮明に描かれており、おくらむ様の素晴らしい腕が光る作品です。
しかし、この作品の一番の魅力は、エデンとアリシアのとてつもない愛らしさにあると思います。
純真無垢なアリシアと、そんなアリシアに翻弄されるエデンの姿には悶絶必須です。
また、理性に基づいて動くエデンと本能のままに生きるアリシアの対比構造も非常に面白いです。
感情はあるのに「泣く機能」を持たないエデンは、いずれそんな自身の在り方と向き合わなければならない時が訪れるのでしょう。
その時彼女は何を思い、どのような選択をするのか。
エデンがアリシアとともに成長する過程は自然と親目線で見てしまい、いつの間にか目を離せなくなってしまいました(*´艸`)
是非、ご一読くださいませ!