「転生」という題材に、ここまで新鮮な風を吹き込めるとは。一見おなじみの展開に見えて、読み進めるほど“何かが違う”と感じさせる構成と会話の妙。キャラたちのテンポの良い掛け合いもクセになります。王道を踏まえつつも、それを笑いと哲学に変えるセンスが秀逸。この先、どんな仕掛けを見せてくれるのか楽しみです!
転生の代償が"文字通り"すぎて笑いました。勇者になりたい一心で何度も死を選ぶ主人公と、呆れながらも付き合ってくれる白竜&エルフの掛け合いが最高です。「まんぞく保証」という独特なシステムや、シリアスとギャグの絶妙なバランスが癖になります。斬新は転生ものです。
主人公のシエルは「転生して冒険して大活躍して熱い友情を築いて女の子達からモテて世界を救って伝説に残る勇者になりたい」という一言に表されるように、ぶれない信念をもって、納得いくまで、転生を繰り返します。その様子を温かく(?)みまもる白竜ヴァイスや、エルフの事務員クアンの様子が微笑ましくて、笑わせてもらいました。テンプレ外しのコメディファンタジー!という感じの作品です。最終的に主人公がどういう結末をたどるのか先が気になります!
本作は、独創的な世界観だなと感じさせてくれます!!なんと、転生するために主人公は◯にまくります!納得のいく世界に転生するまで繰り返す。とだけ聞くとシリアスと感じるかもしれませんが、コメディ色も強く、とても引き込まれます!ぜひご一読を😆
英雄や賢王はその足跡を知るだけで物語になります。ゾンビのごとくよみがえってワシが生きていた頃はと語るまでもなく知られ、語られ、後世の人間に継がれます。しかし転生者の多くは偉業を残していません。語られる物語がなく、それゆえに物語を欲して何度も死んでは転生をとせがみます。この作品で語られる青年もその一人。彼の凡な生きざま、目に焼きつけてみてはいかがでしょうか。
まさか自分から転生するために殺され続けるとは。主人公くんの目的が英雄になって女の子にモテたいというところはありそうな願いではあるのですが、そのために死んで生まれ変わって、納得できないと死んだ世界に戻ってきてを繰り返すという狂気が、なんとも言えない味わいになってます。コメディ色が強いので、上の様な内容でも楽しく、シリアスが苦手な方も安心して読めます。是非、一度読んでみて下さい。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(129文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(107文字)
理想の人生を諦めない主人公と白竜の会話がとにかくシュールで面白い。めちゃくちゃ笑わせてもらいました。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(307文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(212文字)
異世界転生したい主人公が、竜に“ガチで握り潰されて”転生する超シュールな作品。転生→普通の人生→納得いかず再転生、を何回も繰り返す執念と、それを淡々と見守る竜&エルフの掛け合いがクセにります。ギャグと現実の壁が絶妙で、“なろう系の皮肉”も効いてて面白いです!
とにかく不屈の魂をもった青年が理想の天性ライフを目指して邁進する物語。とにもかくにもしぶとくて、なおかつ諦めの悪い主人公。その精神は並ではありません。どの辺がしぶといのか、諦めが悪いのか、並ではないのか。それは読んでからのお楽しみ。まったりした雰囲気で進行する、だけどちょっと異常な異世界転生ものです。
あー、なんだまた転生ね。はいはい、主人公がさっさと死んで次の世界でイケイケの……と思っているそこの貴方!全然違います!竜やエルフがいる世界だって存外現実と変わらないのかも。そんな風に思わせるコミカルで現実的な転生までの数話。すくりと笑える小噺みたいでとってもGoodです