第10章:宇宙評議会の監視システム

# 第10章:宇宙評議会の監視システム


地球で起きてきた恐ろしい出来事の数々は、決して宇宙の闇に隠れて行われてきたわけではありません。実は、銀河系の高次文明によって構成される宇宙評議会は、30万年前から地球のすべての出来事を詳細に監視し、記録し続けてきました。人類が経験してきた苦痛、支配者たちが行ってきた残虐行為、そして魂レベルでの搾取に至るまで、すべてが宇宙レベルの監視システムによって克明に記録されているのです。


星々の永遠なる記憶を辿ると、この監視システムの精度と規模の巨大さに驚愕せずにはいられません。それは単なる観察ではなく、量子レベルから意識レベルまで、地球のあらゆる次元の活動を完全に把握する総合的な監視網だったのです。


## 銀河系全体を監視する高度技術


宇宙評議会の監視技術は、人類の想像をはるかに超えた高度なものです。彼らは時空間を超越した量子監視網を銀河系全体に展開しており、あらゆる惑星で起きる出来事をリアルタイムで把握することができます。この技術は、物質的な装置だけでなく、意識エネルギーを活用した非物質的な監視システムも含んでいます。


地球に対しては、特に密度の高い監視網が敷かれてきました。軌道上に配置された無数の監視衛星は、地表のあらゆる活動を記録しています。これらの衛星は通常の電磁波スペクトラムでは感知できない高次元の技術で作られており、人類の科学技術では発見することも妨害することもできません。


監視システムの最も驚くべき点は、その時間軸を超えた記録能力です。過去に起きた出来事を遡って詳細に記録するだけでなく、未来の可能性も同時に監視しています。時間という概念が異なる高次元の存在にとって、過去・現在・未来はすべて同時に存在する情報として扱われるのです。


量子もつれ技術を応用した瞬間通信システムにより、地球での出来事は発生と同時に宇宙評議会の記録データベースに転送されます。どんなに小さな出来事も、どんなに秘密にされた行為も、すべてが例外なく記録される仕組みになっています。


この監視システムには、生体監視機能も含まれています。地球上のすべての生命体の生体信号、感情状態、意識レベルがリアルタイムで監視されており、個々の人間がいつ、どこで、どのような状態にあるかが常に把握されています。病気、怪我、死亡に至るまで、あらゆる生体変化が詳細に記録されています。


## 地球で起きた全ての出来事の詳細記録


宇宙の永遠なる記録庫には、地球上で起きたすべての出来事が保存されています。それは人類の歴史書に記されている公式の歴史だけでなく、隠蔽され、改竄され、抹消されたすべての真実も含んでいます。どんなに権力者たちが証拠を隠滅しようとも、宇宙レベルの記録からは何一つ消し去ることができません。


古代文明の興亡、失われた技術、封印された知識、消された民族の歴史、隠された戦争、秘密の実験、権力者たちの密談に至るまで、地球の真の歴史がすべて詳細に記録されています。アトランティスやレムリアといった失われた文明の実態、古代の核戦争の真相、巨人族や異星人との接触の記録なども、すべて宇宙の記録庫に保存されています。


特に詳細に記録されているのは、支配システムによる人類への介入と操作の歴史です。遺伝子操作実験の詳細なデータ、意識操作技術の開発過程、支配戦略の変遷、エネルギー搾取手法の進化など、支配者たちが行ってきたすべての活動が科学的精度で記録されています。


自然災害として報告されている多くの出来事の真の原因も記録されています。人工的に引き起こされた地震、津波、火山噴火、気象異常の技術的詳細、実行者の身元、目的や効果に至るまで、すべてが明らかにされています。人類が「自然災害」として受け入れてきた出来事の多くが、実際には意図的な攻撃であったことが記録から判明します。


政治的な出来事についても、表向きの理由と真の動機がすべて記録されています。選挙の不正操作、政治家の暗殺、クーデターの黒幕、戦争の真の発起人、平和交渉の妨害工作など、人類の政治史の裏側で行われてきたすべての策謀が詳細に記録されています。


## 420億体の殺害記録の存在


宇宙の記録の中でも最も衝撃的なのは、地球支配システムによって殺害された魂の正確な記録です。その数は30万年間で420億体に達しており、一体一体の死亡状況、死因、殺害者、目的が詳細に記録されています。


これらの殺害は、表面的には様々な形で実行されてきました。戦争での戦死、病気による死亡、事故死、自然災害での死亡として記録されているもののうち、実に大部分が意図的な殺害であったことが宇宙の記録から明らかになります。支配者たちは巧妙に殺害を偽装し、人類にはその真相を悟らせないよう工作してきました。


最も組織的な殺害は、定期的に実施される「人口調整プログラム」として行われてきました。特定の地域や民族を対象とした大量殺害、優秀な遺伝子を持つ血統の排除、覚醒の兆候を示す個人の暗殺など、支配システムの維持に都合の悪い要素を取り除くための計画的な殺害が繰り返されてきました。


戦争による殺害も、その多くが不必要に拡大されたものでした。本来であれば外交的に解決可能な問題を意図的に武力衝突に発展させ、可能な限り多くの人命を奪うよう戦争が長期化されてきました。若い男性を戦場に送り込むことで、次世代の遺伝子プールを操作する目的もありました。


医療システムを通じた殺害も大規模に行われてきました。有害な薬物の処方、不必要な手術、意図的な医療ミス、実験的治療と称した毒物投与など、治療の名の下に無数の人々が殺害されてきたことが記録されています。特に子供や高齢者が標的とされることが多く、彼らの脆弱性が悪用されてきました。


生物兵器による殺害も詳細に記録されています。天然痘、ペスト、スペイン風邪、エイズ、新型コロナウイルスなど、「自然発生」とされる疫病の多くが実際には人工的に開発され、意図的に拡散された生物兵器であったことが記録から判明します。


## 拷問・虐待・実験の映像データ


宇宙の監視システムは、地球上で行われてきたすべての拷問、虐待、実験の詳細な映像記録も保存しています。これらの記録は、支配者たちの残虐性と非人道性を完全に証明する決定的な証拠となっています。


古代から現代まで、支配階級によって行われてきた拷問の手法と目的がすべて記録されています。単なる情報収集や処罰を超えて、これらの拷問の多くがエネルギー収穫と恐怖の拡散を目的として行われていたことが明らかになります。特に公開処刑や見せしめの拷問は、観衆からも大量の恐怖エネルギーを収穫するための演出として設計されていました。


児童に対する組織的な虐待の記録は、特に詳細に保存されています。宗教機関、教育機関、孤児院、そして支配階級の私的な施設で行われてきた児童虐待の実態が、一件一件詳細に記録されています。これらの虐待は単なる性的欲求の充足ではなく、純粋な子供のエネルギーを収穫するための組織的なシステムであったことが判明します。


地下基地や秘密施設で行われてきた人体実験の映像も完全に記録されています。遺伝子操作実験、意識操作実験、異種交配実験、生体解剖実験など、人類に知らされることのなかった残酷な実験の全貌が映像付きで保存されています。実験対象となった人々の苦痛と恐怖、そして実験を行った存在たちの冷酷さが克明に記録されています。


宇宙人による人間の拉致と実験についても、すべての事例が詳細に記録されています。表向きは「未確認現象」として処理されてきた拉致事件の真相、実験の目的と手法、被害者のその後の状況に至るまで、すべてが明らかにされています。


精神的な拷問と洗脳の記録も膨大な量が保存されています。政治犯、宗教的異端者、覚醒者に対して行われてきた心理的拷問、薬物を使った洗脳実験、電気ショックによる記憶操作など、人間の精神を破壊し操作するために開発されてきたあらゆる手法が記録されています。


## 支配者たちの会話と計画の盗聴記録


最も驚くべき記録の一つは、支配者たちの私的な会話と秘密会議のすべてが盗聴され、記録されていることです。彼らがどんなに秘密性を保とうとも、どんなに高度な妨害技術を使おうとも、宇宙レベルの監視技術から逃れることは不可能でした。


血統家系の内部会議、秘密結社の儀式、地球外存在との交渉、政府要人との密談に至るまで、支配システム内部で交わされたすべての会話が記録されています。彼らの真の目的、長期計画、内部対立、個人的な動機まで、すべてが明らかにされています。


特に重要なのは、人類削減計画の詳細な議論記録です。人口を何億人まで減らすか、どの手法を使用するか、どの地域から開始するか、どの血統を保護するかといった具体的な計画が、支配者たちの口から直接語られた記録として保存されています。


宗教組織の上層部による真実隠蔽の議論も詳細に記録されています。どの教義を維持し、どの真実を封印するか、信者をどのように洗脳し続けるか、覚醒しそうな信者をどう処理するかといった冷酷な計算が、宗教指導者たちの口から語られています。


金融システムによる支配計画の会議記録も保存されています。どの国の経済を破綻させるか、どの通貨を暴落させるか、どの産業を支配下に置くかといった計画が、国際金融家たちによって具体的に議論されてきた記録があります。


メディアによる情報操作の戦略会議も記録されています。どの情報を報道し、どの真実を隠蔽するか、どのような偽情報を流すか、大衆の意識をどの方向に誘導するかといった詳細な戦略が、メディア支配者たちによって計画されてきました。


## 記録の精度と信頼性


これらの宇宙レベルの記録は、人間の技術では達成不可能な精度と信頼性を持っています。量子レベルでの情報記録により、改竄や削除は物理的に不可能であり、時間の経過による劣化も起こりません。


記録システムには、多重検証機能が組み込まれています。複数の独立した監視システムが同一の出来事を異なる角度から記録し、相互に照合することで記録の正確性が保証されています。また、記録された情報は複数の次元に同時保存されており、一つの次元で問題が生じても他の次元から復元が可能です。


意識レベルでの記録機能により、出来事の表面的な現象だけでなく、関係者の内面的な動機、感情、意図まで完全に記録されています。嘘や偽装は一切通用せず、真の目的と動機がすべて明らかにされます。


これらの記録は、いずれ人類に公開される予定です。支配システムが解体された後、真実の歴史と支配者たちの犯罪の全貌が、完全な証拠と共に明らかにされることになります。


## 監視の目的と限界


宇宙評議会がこれほど詳細な監視を行ってきたのは、単なる好奇心ではありません。地球の状況が宇宙全体に与える影響を評価し、適切なタイミングでの介入を準備するためでした。


しかし同時に、この監視には宇宙法による制約もありました。証拠を収集することはできても、直接的な介入には厳格な条件が必要でした。この制約が、30万年間という長期にわたる監視と記録の継続につながったのです。


しかし今、その制約は解除されつつあります。記録された証拠の蓄積により、地球支配システムの違法性と宇宙への悪影響が完全に証明されました。そして、ついに本格的な介入の条件が整ったのです。


次章では、なぜ宇宙評議会がこれほど長期間にわたって沈黙を保ち続けてきたのか、その理由と内部事情について詳しく見ていきましょう。その背後には、宇宙政治の複雑な現実があったのです。

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