血生臭い痛みを感じる作品

 こんにちは。

 息苦しさを感じながら読みました。

 主人公は、もがくだけもがいて救いのない救いを選びとったのだと感じました。終わりが、ちっぽけな救いでないのがいいです。最後あれだけ怖がっていたのに、勇気を出して掴み取った救いであることには価値があると思います。

 人生に終わりを望む人ほど、引き込まれる。そんな作品ですね。