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  • 第7話|名を呼ぶ者への応援コメント

    自主企画へのご参加ありがとうございます。

    これは個人的に、かなり好きな空気の作品でした。

    午後三時、ファンタグレープ、自販機の下、チョークの円。
    ひとつひとつは何でもないものなのに、会話の中で少しずつ不思議な意味を持ちはじめる感じが良かったです。

    すずの言葉が独特で、変なことを言っているようで、どこか本当のことに触れているようにも読めました。
    陽太との会話も、恋愛未満のようで、記憶の話でもあって、軽いのにちゃんと寂しさがあります。

    途中から「誰かがいたことを覚えている」という方向に物語が寄っていくのも好きでした。
    ファンタグレープの紫が、ただの飲み物じゃなくて、その人が確かにいた気配みたいに残っているのがいいですね。

    派手に進む話ではないですが、会話と空気感で読ませる作品だと思います。
    午後三時に何が残って、何が消えていくのか、続きを追わせていただきます。