いつもいつでも吹部日和
蒼月 仁 #おかゆの流儀
第1話 新天地にて
いつもとは違う景色、雲一つない空
そして何より…
店頭に並ぶ光を受けて輝く楽器!
「楽器はやはりいいものだな!」
高校一年生の杉山翔矢はこの日学校の寮の近くにあるYAMAMOTO楽器に来ていた。
翔矢の入学した宮内錦高等学校は吹奏楽部が強い
(ほぼ吹部目的で入学したようなものだ)
翔矢のいるYAMAMOTO楽器は街角にある小さな店だった。
何を隠そう翔矢は楽器の話をし始めたら一時間は話し続ける楽器オタクなのだ
ポップスやクラシック、ジャズも好きだが何より吹奏楽が一番好きだ。
翔矢はこの楽器屋に小5の時から通っているから、すっかり店長にも顔を覚えられている
今となっては高校生アルバイターだ(シフトは週3)
時給1800円と結構高い
バイトもいいがそればっかりやってると母さんに怒られる
でも明日は楽しみにしていた対面式および部活動紹介がある日だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます