好きな人へ渡せなかった手紙。そこから始まる一連の物語の場面場面を、一連なりの短歌とした作品です。思春期の瑞々しい感覚が平易な言葉で表されています。平凡でいて、とても大切なこと。綴られた想いの記録。どうぞご覧くださいますように。
初恋ってこうですよね!と言うお手本のような連作です。苦くて苦しくて、甘くて切なくてそして、大体実らない結実したと思っても実が落ちてしまうこの思い出皆さん持ってると思います。切ない気持ちになれること間違いなしです。