閑話 元勇者の独り言 ゜

僕、フォノウ=ナーシュは勇者で『あった』


『あった』ってのはクビにされた


新しく勇者を召喚したらしいから不要だからとのことだ


しかも国内では有名になりすぎるから王国は出禁と言っていたので


僕の故郷から永久追放されたと過言ではないね


勇者として必要と言われて


頑張って


頑張って


頑張って


力を付けた、そして


学んで


学んで


学んで


魔法だって完璧に使える、昔は杖は必要だったが

特定の古代の言葉を規則的に並べれば威力が上がったので、それをで適応させた。

そしたら杖無しの魔法が使えて、杖ではなく剣などを装備できるようになった。


そして、遂に魔王の幹部である者と直接戦える場所を準備した。


だけど、もう王国からは要らないと言われ、


幹部との戦いももうすぐだし


もう僕って殺されるのかな


ならもういいや


もう全てを逃げ出そう


逃避行なんてした事がないけど


僕はもう必要ないらしいからね


僕の名前を知らない場所で冒険者になってのんびり過ごそう


まずあいつにお手紙で『勇者クビにされたので戦いません、探さないでください』と書いて出そうそうしたらあいつも許してくれはしないけど、


数日間は余裕で逃げれそうだね。


最初の目的地はどこにしようかな


そうだ、獣人の国にしよう。


獣人の国ってたしかコロッセオがあって強い奴らが戦ってるって言ってたな。


戦いの参考になればいいな


そうと決まれば行動するか


目指すは逃避、暮らすは平穏、


誰も知らない所にいざ出発!


名前も変えないとな…


こちらで序章は終了です。

明日キャラクター紹介+αがありますお楽しみに

次から第一章いや、本編をお楽しみ下さい







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