三島由紀夫は肉体を魂の神殿と例えたように、肉体の追求こそが究極の愛の結晶なのか。
やりたいことが見つからない就活中の学生と、どこか満たされない女が出会うところから物語は始まります。
(以下、全て私の妄想です)
2人が恋に落ちていきます。
窒息状態のように苦しみながらも、凄まじい精神力にて抱きしめ続けていく。
行動原理は互いの欲望を叶えること。
しがらみ、社会的地位、人間関係、全てを壊していくのかが見所となる作品です。
脇を固めるキャラ達も人間模様がドロドロです。
欲望と欲望がぶつかり合い、全員が地獄へと堕ちていくことでしょう。
人間模様が深く描かれている作品です。
文学系が好きな読者様に嵌るものと思います。
一読してみて下さい。