ください

ください

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AI による概要


「ください」には、**相手に依頼や命令をする際の補助動詞としての意味(ひらがな)**と、**物をもらいたいときに使う動詞としての意味(漢字)**の2つがあります。公的な文書では補助動詞としてひらがなで書くことが推奨されており、ビジネス文書では「ご検討ください」「ご連絡ください」のように、相手に何かをしてほしいとお願いする際に使われます。一方、漢字の「下さい」は「~をくれ」という請求の意を丁寧にしたもので、目上の人には使わない方が良い場合もあります。



ひらがなの場合(補助動詞)


意味:

相手に何かを「してほしい」と依頼する、敬意を示す。


使い方:

「お気をつけください」「ご検討ください」のように、動詞の後ろに付けて使います。


例文:

「この資料をご確認ください」や「ご協力ください」など。



漢字の場合(動詞)


意味:

相手に物や行為を「ほしい」と請求する。英語の"give"に近い。


使い方:

「水を下さい」「時間を下さい」のように、物や行為を直接的に求める際に使われます。


例文:

「少しだけお時間を下さい」や「その本を下さい」など。



使い分けのポイント


公用文・ビジネス文書:

相手に何かを「お願いする」場合は、原則としてひらがなの「ください」を使います。


目上の人への表現:

「~をいただけますか」のような謙譲語を使うことで、より丁寧な表現ができます。


相手からの受領を求める場合:

相手から何かをもらいたいという意図であれば「~を下さい」と漢字で表記します。

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