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  • 非常に面白い創作論をありがとうございました!カクヨムでは数少ない本格推理論が詳細かつ明確に伝わってきてとても楽しかったです。
    キャラへの感情移入が命の現代小説において神視点は相性最悪で論外といっても過言ではないと思います。やはり三人称一元か一人称の二択ですよね。僕はだいたい一人称で書きますが、文体に落ち着きを持たせたい場合は三人称一元で書きます。でもやっぱり信頼できない語り手を扱える一人称は最強ですね。
    他ジャンルをほぼ読んだことがないのでそちらも面白かったです。神視点とか今時アリなんですね。ホラーは客観カメラ視点が相性◎というのも目から鱗でした。

    作者からの返信

    たくさんのコメント、本当にありがとうございます!

    ここまでしっかり読んでくださって、しかも本格推理論として楽しんでもらえたと聞いて、とても嬉しいです。

    視点についてもまさに同感で、やはり「一人称 or 三人称一元」が鉄板ですよね。
    それを書ける天野さんがうらやましいです。

    私は、本をあまり読まずに、映画で育ってきました。
    それで、ミステリが軸なのに、神視点しか書けません。
    これも、神さまの悪戯なのかもしれませんね。(笑)

    改めて、丁寧な感想をいただき感謝です。
    本当にありがとうございました!

  • 10人いて10人とも解けたり10人とも解けなかったりしてはならない。本当にその通りだと思いますし、僕の矜持と合致しています。
    僕はほぼミステリしか書かない人間ですが、常に難易度調整は意識しています。霧原様の理想は10人中5人程度なのでしょうか。僕の理想は10人に0.5~1人程度解けるくらいかもしれません。場合によりますが。
    読者への挑戦状を挟む場合は、むしろ論理を突き詰めた上での完全解答者ゼロを目指しています。誰にも負けたくないので(笑)「あぁーー!」と納得しつつの敗北を味わってもらいたいです(笑)

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    いやぁ、「10人に0.5~1人」という基準、めちゃくちゃストイックで格好いいです……!

    ――ぜったいに、私には書けませんw

    「完全解答者ゼロを目指す」という挑戦的な姿勢は本当に痺れます。

    読者全員に、最後「あぁーー!」と納得して負けるあの快感を与えられる作品――それこそ、まさに“究極のフェアプレイ”ですよね!

    編集済
  • ミステリを語るうえでご都合主義は外せませんよね。
    ご都合主義を完全な意味で排除することは不可能かなとは思っています。というのも――屁理屈のようですが――どんなに完璧な計画を立てても犯人が犯行中に突然脳卒中で気絶して警察に見つかったりすればパーになるわけですから。そういった可能性まで考慮した上での「完全なるご都合主義排除」を達成したら大傑作になるのは間違いないと思われますが。その場合何らかの特殊設定は必須になりそうですね。
    長くなりましたがそういうわけで、重要なのは「読者にご都合主義と思わせないこと」に集約されるかなと思います。「そこは何かカラクリあるん?」と思わせてからの「偶然でした」は脱力してしまうので極力避けたいところですよね。
    ご都合主義を可能な限り減らせるようプロット段階で検討を重ねておくことは非常に重要だと思います。とはいえ実際に書いてみると「もう一回その殺人が確実に成功するか?」というと正直かなり困難な気はします。でも理想的には仰る通りだと大いに頷きました。
    長文失礼しました。

    作者からの返信

    いえいえ、長文ありがとうございます!

    「ご都合主義を完全に排除するのは不可能」という視点、とても面白いです。
    たしかに犯人が突発的に体調不良を起こしたら、それだけで計画は崩れますよね。
    そこまで含めて“ご都合なし”をやろうとしたら、もう特殊設定の世界に入る……その通りだと思いました。

    そして仰る通り、重要なのは「読者にご都合主義と思わせないこと」なんですよね。
    「何かカラクリあるん?」とワクワクさせてからの「実は偶然でした」は、本当に一気に力が抜けてしまいます。
    ――本がゴミ箱に飛んでいきますw


    「その殺人、もう一度できますか?」と問いかけて、すごく悩んで考えていますが、現実的にはかなり難しいです。
    だから、せめて“もう一回やれるように見える”“偶然じゃなく必然に見える”ところまではもっていきたいと思ってます。

    改めて、ご都合主義についての深いコメント、とても刺激になりました。
    ありがとうございます!

  • なるほど、案外考えたことのない新たな視点で興味深いです。バディは常軌を逸した名探偵と常識的な読者の間の架け橋としての役割と解釈していたので、探偵に無意識にヒントを与える役割というのはあまり意識していませんでした。非常に面白い考察だと思います。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    「読者と探偵の架け橋としてのバディ」という視点も、とても大事ですよね。むしろ王道だと思いますよ。
    そこに加えて「無意識にヒントを与える役割」も意識すると、バディが物語に欠かせない存在になるような気がします。

    私自身、聡明な探偵が気づかない、事件を解決に導く“奇跡のひと言”をどう自然に出せるかを、いつも頭を抱えながら悩んでいます(笑)。
    ――それでも、プリンは落ちてきませんがw

    だから、いろんなバディ像の解釈を聞けるのはすごく刺激になります。

  • きっびっしっっ!!(笑)
    綾辻行人も北山猛邦も周木律も血を吐いて倒れそうな厳しさですね!(笑)
    僕が考えている「読者への挑戦状を挟めるレベル」と霧原様の「本格推理」がだいたい同基準ぐらいのようです。個人的には本格推理自体はもう少し緩い基準で考えていますが、読者への挑戦が挟まってるのに語り手や探偵が犯人だとさすがに卓袱台ひっくり返すので、そこのところはよく分かります。
    舞台の館に仕掛けがあるぐらいは僕はトリックとして面白ければいいと考えていますが、好みは分かれるでしょうね。「滑車があってドローンでココとココを動かしてココの証拠を隠滅して……」とかは僕も好みではないです。霧原様と同じく「あ、そう」が勝ってしまうことがありますね。

    作者からの返信

    きっびっしっっ!(笑)
    いやほんと、綾辻先生や北山先生が血を吐いたら、日本のミステリ文化そのものが崩壊しますよ!(笑)

    これはあくまで“自分への戒め”なので、他の作品を縛るつもりはまったくありません。
    ミステリの許容基準や好みは、人それぞれでいいと思いますしね。

    ――館に仕掛けがあるのは、むしろ大好物です!
    それに「挑戦状」レベルの誠実さがあれば、もう最高です。

    ……ただ、ドローンやマネキンが来ると、どうしても「あ、そうなのね」「それ、やっちゃうわけね」で終わっちゃうんですけど(笑)。

    いつも熱いコメント、本当にありがとうございます!

  • おお、フェア・アンフェアの判定かなり厳しめに設定されてるんですね。ここまで厳格なものとなるとプロ作品でも相当限られそうですね。
    僕が自作に出したトリックもいくつか禁じ手に触れててギクリとさせられております(笑)。もちろん例に挙げられているほど安直な使い方はしていませんけれども。
    しかしまさに仰る通りで、こっちは真面目に推理しようとしてるのに“設定の無敵化”だけで勝ちにこられたらぶん殴りたくなりますよね。痛いほど分かります。

    作者からの返信

    そう言っていただけて、本当に嬉しいです!

    厳しめに書いたのは、他の人を縛るためではなく、あくまで「書き手としての自分への戒め」なんです。
    「ここを甘くしたら、自分が楽をしてしまうかもしれない」――そう思うので。

    だからこそ、同じようにフェアを大事にされている方から感想をいただけるのは、とても励みになります。

  • プロローグへの応援コメント

    見事に共犯に引きずり込まれてしまいました。推理小説が面白いかどうかって何時間も掛けて最後の一行まで読まないと分からないので、そんだけの時間を費やして「舐めてんのか」みたいな結末だと壁に投げつけたくなりますね(笑)
    やはり読者と対等にやりあう気のあるフェアな小説こそが至高だと思います。「わかる……その気持ち!」すぎます。

    作者からの返信

    そうそう、その最後の1ページまで来ないと、
    その作品の良し悪しがわからない。

    それこそが、推理小説の悩ましい所ですよね。

    「わかる……その気持ち!」いいましたねw

    ――はい、「共犯者」確定です!

  • 自分は一番最初は偶然に頼ることが多いですね。被害者がパーティに来たら犯行を行う的な。来なかったら止めにするみたいな。
    自分は平穏な日常が戻れるところまでは偶然を使うことがめっちゃあります。たとえそこでやめたとしても何も起きませんし。

    ただ、その後。もう戻れないところは犯人の一世一代の犯行ですからね。あんまり偶然に頼らせたくはないって感じです!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    なるほど……「平穏な日常のうちは偶然もOK、でも“一世一代の犯行”から先は必然にする」という線引き、めちゃくちゃ腑に落ちます。

    たしかに、パーティに来なかったら犯行を止めるくらいの偶然は、日常の揺らぎとして自然ですよね。

    むしろ「何度も仕掛けたけど、実行できたのは5回目だった」――そういう積み重ねの方がリアルに思えます。
    一度の仕掛けで奇跡みたいに成功するよりも、その方が説得力があって、犯人の執念も際立つと思います。

  • バディミステリー、そうですね。相棒のほんの一言が真実に導いてくれる。
    一言でなくても、行動とかそういうことであっ、そういうことだったんだって探偵が動き始める展開、本当に好きなんですよね。

    まぁ、自分の場合キャラについて色々造形しまくっているのでこのキャラならここでこう言いそうだな。それで探偵はこうするんだなというのが、たぶんすっごくすらすらと出てきてると思います……。
    ミステリーのキャラクターってどこまで作られることが多いですか?

    作者からの返信

    わかります!

    一言じゃなくても行動とか仕草から、探偵が動き出す瞬間って、本当に気持ちいいですよね。
    ……だけど、それが、ものすごく難しい!

    夜野さんのキャラがすらすら出てくるの、本当に羨ましいです。
    うちの子たちはもう、自由すぎて言うことを聞きません。

    「おま、それ言っちゃったら犯人バレるだろ!」
    ……って突っ込みたくなる場面ばかりで(笑)。

    ミステリの場合、どうしても謎や仕掛けに重きを置いてしまうので、キャラは最低限の属性(性格・口調・価値観)くらいしか決めていないんです。

    ――だからよく娘に言われます。

    「パパの物語のキャラ、みんな性格パパだよ」ってw

    たくさんのコメントをありがとうございます!

  • たまに重機使ったりするトリックがあってもいいと思います。まぁ、連続とかで出てくるとあれですが……キャラクター的には時々金持ちがそういう金持ちだからこそのトリックを仕掛けても……でもでもそうですね。
    現実離れしすぎない程度には気をつけないといけませんよね……勉強になります!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    おっしゃる通り、「金持ちだからこそできるトリック」や「特殊環境だから成立する仕掛け」って、作品に独自の幅や色を与えられますよね。

    私が敢えて“禁止リスト”に入れているのは、自分がそこへ逃げ込んで、そればっかりを安易に連続させないようにするためなんです。(すぐに楽しようとするもんでw)

    だけど、時々そういう豪快な一手があるから、普段の地味にシンプルなトリックが映えることもあるんだと思います。

  • ひえ……密室ミステリーで毒殺を使ったことがあります……って言ってもほとんど飲んだら即死という(本編では結局どういう毒かまでは説明していないが)のと絶対に被害者が開けるはずのない密室を犯人が開けたということが謎になっております……この場合、セーフですよね?

    というかフェアは意識しておりますのでお許しください!

    ですよね。アンフェアはいけない……!

    作者からの返信

    おお、それは全然セーフです!

    夜野さんのは「飲んだら即死」で、タイムラグを利用していないからOK……と、
    偉そうに語ろうと思ったんですが、ちょっと待ってくださいよ。

    夜野さんの『探偵が終わったら、死んでやる』――
    フォロワー700人って何ですかそれ!?(笑)
    ミステリって他ジャンルに比べたら読者が少なめなのに、その結果はもう次元が違います。

    つまり夜野さんは、すでに結果を出されている時点で「正解」なんだと思うんです。
    無風作家の私なんかが偉そうに語るまでもなく、
    作品がちゃんと読者に届いている――それがすべてを証明していますから。

    しかも、それを鼻にかけて偉そうにしない。
    ……そこがまた、夜野さんの人となりなんでしょうね。
    素敵です!

  • プロローグへの応援コメント

    企画に参加ありがとうございます!
    至極同感でございますね!

    作者からの返信

    こちらこそ、よい企画を作って頂き、ありがとうございます。

    至極同感っていいましたね!
    ――もう「共犯者」ですw

  • 視点は本当に難しい……『河澄のり子』を書きながら必死に勉強し、何度書き直したか。地の文やモノローグの時のキャラの呼称問題、これ誰が喋ってるの問題、いつの間にか視点以外のキャラの心が描写されてる問題。

    私が書くミステリーは三人称一元です、心情描写や状況描写が多い私の作品はやはりこれが合っていると思うのです。

    作者からの返信

    ここグラさん、ありがとうございます!

    地の文やモノローグの呼称問題、誰の心を描いているのか問題、そしていつの間にか別キャラの頭の中が混ざってる問題――ここグラさんが『河澄のり子』で必死に試行錯誤されてきたお話は、とても共感しますし勉強になります。

    だけどですね、三人称一元でしっかり物語を書けるの、そこ本当に羨ましいです。
    私は軸がミステリですが、神視点しか執筆できないんですよね。一人称も書けないし……。

    以下、わたしの書いているものの冒頭の一部ですけど……、

    女は、首都高速から中央自動車道に乗り継いだ。
    都会はまだ、眠りの中にある。

    車の時計は、午前四時三十五分を指していた。
    バラード調のカセットが、静かに低く流れている。
    空には、白けた月がかすかに残っていた。

    こういう感じが好きなんですけど、
    AIで試しに一人称にしてもらったら、自分の雰囲気が壊れてしまった。
    だから、どうしても神視点になってしまうんです。

    だけど、あるYouTube動画で「公募ではミステリの神視点は読んでももらえない」って話を耳にして、いま悩み中です。
    自分の好きな文体と、公募で求められる形のあいだで「どうしたもんかな」と……。

    そこで、ちょっと怖いシーンを入れて、ジャンルをホラーにしちゃおうかとか、姑息な事を考えています(笑)。

    たくさんの熱量の高いメッセージ、とても参考になりました。
    私もまだまだですけど、少しずつ挑戦してみようと思います。

    本当にありがとうございました!

    編集済
  • ミステリーを普段書いているものとして、これだけ真剣かつ細かく具体的·論理的に自分の言葉でミステリーを語れる人と話すことが出来、非常に有意義な時間でした。

    私の過去作は、見返してもトリックや伏線がまだまだ甘く拙いなと自分でも感じます。それでも偉大な先達の方々から色々と勉強し、精進しています。

    私もミステリーが好きです、だから続けられる。これからも頑張って書いていきます、お互いに頑張りましょう!!

    作者からの返信

    ここグラさん、ありがとうございます!

    これだけミステリについて深い見識をもたれている方の意見を頂けて、こちらこそ光栄です。

    これは、わたしも熱量をこめて書いたエッセイなのですが、いただくコメントの熱さに押されっぱなしな気がします(笑)。

    でもそのぶん、「同じだけミステリを愛してる人がいるんだ」と実感できて、本当に嬉しいです。

    これからも一緒に“謎”を楽しみながら、お互いに作品を積み上げていきましょう!

    そして……このエッセイの内容に、ちょっとでも共感してもらえていると都合よく解釈して、ここグラさんももう立派な“共犯者”ですから。( ̄^ ̄)ゞ


  • 編集済

    トリックと論理と伏線、これの整合性は本当に気を付けて尚且つ何度も見直さないと、簡単に崩れます。私は1話書くたびに過去の話を見直して照合しています、これは億劫ですがサボるとミステリーでは致命的です。

    動機は重要ですね、大きく分けると2つだと思います。

    ①被害者がクズで、犯人に同情出来る

    金田一はこれが基本ですね。これの長所は殺人をしたことに納得(?)しやすく、犯人の過去に深みを出せること。犯人だからって、血も涙もない訳じゃないんだよと。

    はじめちゃん曰く『殺人なんか本当は誰もしたくないけど、人は時に耐えきれない程の憎悪に襲われ、結果殺人という道を選んでしまう』。

    逆に短所は、被害者を悲劇のヒロインのような存在にしづらいこと。この場合、基本被害者はクズですからね、悪人の泣き顔なんて『ざまあ!』にしかなりません。

    『良い子だったのに殺されて可哀想』的な感じで人気でるキャラっているじゃないですか、これは被害者が善人ゆえに悲劇性があるから成立すると思うんです。

    ②被害者には罪はなく、犯人がクズ

    これの長所は、その犯人にラスボスや黒幕的な存在感を出せること。そういう存在に、残酷性や悪魔的な心は付き物ですから。

    あと、被害者を悲劇のヒロインにしやすい。先述しましたが、善人なのに殺されるって悲劇性半端ないので、それゆえに絵になり人気が出たりするんです。

    あと、被害者の知人が悲しむシーンや打倒犯人!! みたいなシーン、犯人に怒りをぶつけるシーンとかが書きやすいのもあるかな。

    逆に短所は、殺人をしたことに納得(?)しにくく、犯人の過去に深みを出しづらいこと。ぶっちゃけ、犯人の身勝手ですからね。

    コナンの場合は『どんな理由があろうと犯罪は犯罪。犯人に同情しないように、あえて身勝手な動機も入れている』らしいです。

    これらの使い分け、私は結構意識してやっています。

    作者からの返信

    ここグラさん、ありがとうございます!

    私のエッセイの中で、こう書きました。
    「動機が浅ければ、物語は軽くなる」

    このときは“動機は必須パーツだぞ”というくらいの意識だったんですが、
    ここグラさんのように――

    ①被害者がクズで犯人に同情できる(金田一型)
    ②被害者は善人で、犯人がクズ(コナン型)

    と整理してもらうと、「ああ、物語の重心そのものをどう置くか」って話になるんですね。
    自分の見えていなかった視点を、スッと示してもらった感覚です。

    ……ただ正直に言うとですね、
    ここグラさんは「これを使い分ける」とおっしゃいますが、私は、そのどちらの型も、まだロクにできてませんw

    ここグラさんのフィードバックが「推理小説の講義ノート」みたいで、毎回、本当に勉強になっています。

  • そう、基本的にトリックはほぼ100%成功しないといけないのです。仮に元が50%ならそれを100%に近づけるよう、細工が必要。探偵学園Qでそういうトリックありましたねえ、あれはシンプルだけど唸りましたよ。

    逆に偶発性がミステリーに必要な時というのは、トリックや犯人の証拠を見つける場合。すべて計算通りに行けばそんな証拠残るわけ無く、すべて探偵の負けで完全犯罪です。

    ですが、実際はそうはいかない。それは犯人も人間だからミスはするし、世の中必ず何かしらのアクシデントは起こるから。その僅かな穴から証拠を見つける、これもミステリーの醍醐味です!!

    作者からの返信

    ここグラさん、ありがとうございます!

    私自身、探偵学園Qは未読で知識がなく、詳しくなくてすみません……。
    でも、おっしゃる通りで「完全犯罪が成立したら証拠が残らず、そもそも推理小説にもならない」というのは本当にそうですね。

    だからこそ、犯行の設計は100%成功に近づけるけれど、
    最後に“人間らしいミス”や“思わぬアクシデント”が生まれて証拠になる――
    このバランスが、やっぱりミステリの醍醐味なんだと思います。

    ここグラさんを唸らせたという探偵学園Q――少し興味があります。
    ……ただ、読んだら自分の「トリック考案のハードル」がさらに上がりそうで怖いです(笑)

  • バディの存在、これ本当に重要です。金田一で言えば美雪ちゃんや剣持警部、はじめちゃんは推理の天才ですが学力はダメダメで子供なので、優等生な美雪ちゃんや大人な剣持警部の視点が時に必要になるのです。

    コナン君だと少年探偵団の子供な視点や、蘭姉ちゃんの女の視点、おっちゃんの大人の視点が必要な時があります。やはり金字塔である作品はそこをしっかり押さえています。

    私の『河澄のり子』でも、のり子は完璧超人ではありません。お洒落に詳しい友人や和の文化に詳しい友人の力を借りて、真相にたどり着いたことがあります。でも、これ考えるの本当に難しい……

    作者からの返信

    ここグラさん、沢山のご感想ありがとうございます!

    読ませていただいて、やっぱりミステリに精通されていて、
    とても博識な方だなあと感じました。すごく勉強になります。

    美雪ちゃんや剣持警部、コナン君にとっての少年探偵団や蘭姉ちゃん……金字塔的な作品では、バディがただの賑やかしではなく、それぞれ“違う視点”を補っているんですよね。

    いわれてみて、改めて**「複数のバディがそれぞれ別の角度から事件を支えている」**ということに気づきました。(マジですw)

    そして、ある意味、癖のある個性を全開で出せばいいだけの主人公よりも、バディは難しいと思います。

    本当にありがとうございます!
    ……いやもう、次から私の執筆机の横に「指導員席」を用意しないとダメですね。(笑)

  • そう、トリックは一言で言えば『普通の一般人でも出来るもの』じゃないといけないのです、金も地位もごく普通の人でも。

    だから感情移入できるし、特別なアイテムや地位が無いと出来ませんなんて敷居の高さはミステリーに作ってはいけない。いつ誰が憎しみ抱いて殺人者になるか分からないんですから。

    探偵や刑事が犯人、これは難しい問題です。金字塔である金田一やコナンでも稀にありますから。

    ただ、その場合は常に正義側にいるレギュラー探偵や刑事がいて、殺人を犯した探偵や刑事を叱り付ける描写があります。やるとしてもそういう仕組みは必要かもです。

    作者からの返信

    金田一やコナンは、私も大好きです。
    あれはもう、最高のエンターテインメント。
    だから「探偵が犯人」という大胆な仕掛けにも、
    思わず喝采を送りたくなります。

    もちろん、「語り手=犯人」という衝撃にこそ痺れる!という人も多いでしょう。
    それはそれで、一つの“楽しみ方”だと思います。

    ……ただ、私はやっぱり、自分が書き手としては、
    **フェアでありたいという“ドMな制限プレイ派”**なんです。

    ――読者と同じ目で歩きたいし、
    作者の都合で“なんでもアリ”にしたくない。
    だから、語り手や探偵を犯人にはしたくないし、
    特別なアイテムでトリックを解決することもしません。

    それが、私の中でのフェアプレイであり、
    読者と並走するための最低限のルールなんです。

    ……まあ正直、
    そんな高度なことやれるほどの力量もないのに、
    勝手に掲げてる理想と、美学なんですけどねw

  • 分かります!! 密室殺人にアリバイトリック、まさにミステリーの花形!! いつの世も色褪せず楽しませてくれます。

    だからこそ、そこは『物理的不可能な状況をどう突破するんだ!!』という謎にお互い真っ正面からぶつかりたいですよね。絡め手はあっていいですが、それがメインになっては……

    ただ、ミステリー書いているものとして密室殺人とアリバイトリックって産み出すのが本当に難しいんですよ……過去作のトリックもすべて自分で考えましたが、どれだけ頭捻ってうんうん唸ったか(笑)

    作者からの返信

    分かっていただけて嬉しいです!
    本当に、密室殺人とアリバイトリックって「ザ・ミステリー」って感じで、読む側からすると最高に燃えるんですよね。
    でも、いざ自分で仕掛けを考えようとすると――もう、頭抱えて机に突っ伏したくなるくらい難しい(笑)。

    その「うんうん唸って頭を捻る時間」、めちゃくちゃ分かります!
    読者からすれば「わくわくの花形トリック」ですが、書き手にとってはまさに“苦行”。
    私もメインはミステリーなので、同じく机でうなだれ組です(笑)。

    ……もう、共犯成立ですよw

    素敵なコメントをありがとうございました!

  • プロローグへの応援コメント

    普段ミステリーを書いてるものとして、その気持ち分かります!! 多様性の時代、色々な考えややり方はあっていい。

    だけど、これだけは譲れないというこだわりや一線はあって然るべきだと思うのです。それがなくなったら、それの良さは失われてしまうと思います。

    作者からの返信

    私の勝手なこだわりを理解していただけて、とても嬉しいです。

    まさにおっしゃる通りで、時代に合わせて多様性や新しいアプローチを取り入れるのは大事だと思いますし、
    「どんなものが好きか」は人それぞれであっていいと思います。

    そのうえで――私自身が執筆する際に“これだけは譲れないお約束”として、このエッセイを書きました。

    少しでも共感していただけて、「共犯者」が増えたようで、
    とても力をもらいました(笑)。

    温かいコメントと、さらにレビューポイントまで頂きまして、
    本当にありがとうございました!

    編集済
  • あー、これ…
    横溝正史の「本陣殺人事件」でそう思いましたね…
    「密室」の仕掛は凝ってましたし金田一ものの記念すべき第一作でしたが…

    作者からの返信

    これまで読んでもらえたのですか。
    レビューコメントと★まで、本当にありがとうございます。

    この偏ったものに、共感してもらったのなら、もう共犯成立ですね^^

    小海倫さんは、発想と伏線と文章力がすごいので、
    「開化の殺人」風なミステリ、書いたら読んでみたいです!

  • 作者さん、超本格派ですね笑

    ロジックに偶発性が介入すると、私もすっっごく興醒めするので首を縦に振り続けていました。

    作者からの返信

    そうですよね。

    偶然が起きるのは仕方ないとして、
    それが多すぎると、おーーーーーーい!って叫びますよね。

    もし、偶然が起きて、本来の殺害対象ではない、
    別の人が死んでしまった。とかなら、まだ、許せますけど。(笑)

    たくさん、コメントをありがとー!
    とっても、勉強になります。


  • 編集済

    コメント失礼します。

    作者さんのいうように、自然にヒントを出すのががいかに難しいか、。

    私は、推理小説を書く上で一番の難所だと思っています。だって、謎(まぁ決まって殺人)のヒントなんて不自然に決まってるじゃん。しかも、探偵役・読者が気づかないギリギリのラインを考えなければならない……。

    作者さんはどこが1番の難所だと思いますか?!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    「ヒントを自然に出すのが難しすぎ問題」、もうね、めちゃくちゃわかります!!
    私も書いてて、何度プリンを逆さにしたかわかりませんよ!←って、まだ言うか(笑)

    だって探偵って、だいたい超天才じゃないですか。
    そんな人が見落としてて、横でポンコツ相棒くんが、なんか、ヒントを言うんですよ!?
    それで閃くって……いや、**凡人の探偵だって、そのくらい気づくやろ!**って(笑)

    だから、それを考え出すのって、ほんと神業ですよね。

    さてさて、ご質問の「一番の難所は?」ですが――
    私にとっては、不可能犯罪の“状況そのもの”をどう作るかと、
    **それをどう成立させるか(≒殺害方法)**が一番の難所です!

    たとえば密室。
    誰もが納得できる密室を作ろうとすると、
    いまの私の限界に近い回答――“究極の密室”はこれです。

    「1人乗りの潜水艇」に、自分で歩いて乗り込んだ被害者。
    そのまま海に潜っていき、しばらくして通信が途絶える。
    慌てて引き上げてみると、中の被害者は――
    背中をナイフのようなもので一突きされて即死。
    でも、凶器はどこにもない。勿論、氷が溶けた後もない。

    ……どうです?
    これをどうやって実現するのかって考えるだけで、脳みそがフリーズしかけます。(笑)
    でも、これが解けたときに「うおぉぉ!!」ってなるんですよね……だからやめられない。

    絵夏さんは、他に「ここ地獄すぎる~!」って難所ありますか?
    ぜひ語り合いたいです!

    編集済

  • 編集済

    コメント失礼します。
    自分は屋敷が大胆に動くトリックも好きなので、作者さんはそうなんだぁ、と思いました笑

    あくまで私見なのですが、
    推理小説において現実感(リアルにありそうな感じ)も魅力の一つだと思いますが、フィクションを前提とした作品にも、こんなトリックあり?!という意外性があるところや、一応の合理性(所謂、理論上可能という奴)から犯人の執念深さみたいな強い感情を感じられたりするところが好きですね。

    でも、現実感から離れるミステリーは作るのがかなり難しいと思います。(現実感の無い興ざめを吹っ飛ばすようなトリックの意外性や合理性が求められる)

    (周木律先生の堂シリーズ、面白いですよ!読んだことが無ければ是非!)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます〜!

    いやほんと、屋敷が動く系トリックって、好きな方多いですよね!
    これ内緒ですが、実を言うと、作者さんも、綾辻行人さんとか島田荘司さんの、
    あの「でっかい建物ごとグルーン!」みたいなスケール感、好きですよ。(笑)

    でもアレって、やっぱり“現実感の壁”をぶち破る圧倒的な説得力がないと、
    「それように古城を一つ買って、そこまで改築したの??」って、
    なんか、興ざめしちゃうこともあるじゃないですか。

    絵夏さんが仰ってたように、
    **現実感を振り切るには相当な覚悟と技術がいるなぁ……**と思ってて、
    今の自分じゃそこまで攻め切れないかも……と感じた結果、
    これ書き手としての宣誓でもあるので、このトーンのエッセイになりました。

    でも、あの方向にちゃんと納得感をもたせてる作品は、ほんとに見事ですよね。
    いつか自分も、あっち側に挑戦できたらと……!

    あと、『堂シリーズ』!
    実は名前だけは知ってて、まだ読んだことなかったので……
    こんど、読んでみようと思います。(メモメモ)
    (トリック好きにはたまらなさそうな気配がプンプンしてます……!)

    意見の違いもこうやって、まっすぐ言ってもらえて、感謝してます!
    それでも、楽しく語り合えるのって、いいですよね。

    読んでくださって、ほんとありがとうございました!!

    編集済
  • コメント失礼します。

    これまでに数々のミステリの書き方なる本を読んだことがありましたが
    (いくつかご紹介→『ミステリーの書き方』日本推理作家協会[幻冬舎文庫]、『推理小説作法』江戸川乱歩/松本清張[光文社文庫]など…)

    こんなに共感したものは初めてでした笑
    推理を愛する読者目線での御法度、私まさにビビッときました。

    しかも、表現が(プリンが落ちてこない、某筋肉芸人のギャグ…)面白すぎる。

    にも関わらず、秀逸なツッコミで御法度を突きつけ、こんなものは推理小説ではない!っとぶった斬る、熱い論評でした。

    とにかく、共感の嵐です(๑•̀ㅁ•́ฅ

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    しかも、あの「プリンが落ちてこないときの切なさ」も含めて、
    共感していただけるとは……もう、それだけで報われました。(笑)

    推理小説って、読み進めないと“真相”が見えないじゃないですか。
    途中で「あれ……これ、ちょっとヤバい御法度展開じゃね?」って気づいても、
    ここまで読んだし……って最後まで付き合っちゃって――
    で、ラストで「あの時点で見抜けたやつ正解じゃん!? 自分なんで、
    ここまで読んだの?」っていう、あの後悔。

    ……はい、それが積もりに積もって、こういうエッセイになりましたw

    あとそれと、あのインパクトのあるレビューコメントまで……!

    本当にありがとうございます!

    編集済

  • 編集済

    とても参考になりますよ!すごいなぁ。たくさん読んでますね!
    私、禁じ手っぽいの使ってるのあるかも笑笑

    アクロイド殺し ……えぇーっ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾っとなりましたよー。そんなーって。
    そして誰もいなくなった が好き過ぎるからかなぁ。怖かったなぁ。

    作者からの返信

    参考になったって、マジっすかw
    けど、うれしい!

    アクロイド殺し……知ってるんだ。
    そんなーって、なんなくていいんですけどw

    アガサの誰もいなくなったは、確かに面白かったね。
    いや、うみたたんさんが、怖くていっているわけじゃいですよ。

    ミステリーはいろいろあってもいいと思う。
    そして、みんな、それぞれのこだわりを持っていても。

    コメントをありがとー!


  • 編集済

    ミステリー読むのも書くのも好きなので、勉強させてもらいます_φ(・_・

    霧原零時さん、素敵な名前……
    え? きりはられいじ……

    桐原?!質屋の息子の?
    1番好きな主人公!
    と思ったらそれは桐原亮司でした笑

    作者からの返信

    おーーーーーーい!

    と思ったら……って、いらんしw
    素敵な名前で、止めときなされ!

    で、ちなみに、名前のレイジっていうのは、時間のことだよ。

    これね。
    不満を好き勝手にいってるだけなんで、
    あんまり、ミステリー書くのに、参考にならんかもよw

    コメントありがとう!

    編集済