第5章:自販機VS自販機! 多元宇宙の販売戦争!

第5章:自販機VS自販機! 多元宇宙の販売戦争!


「ふはは! 自販機よ、貴様のシステムは我が闇の自販機・マグナセラーにハックされた! その『自販機神のコンドーム』は偽物だ!」

魔王の自販機・マグナセラー(黒光りボディ、ディスプレイに「闇のエナジードリンク1京ゴールド!」表示)が、ドス黒いオーラを放ちながら俺(佐藤太郎、宇宙戦艦自販機)を嘲笑う。ルナリアが手に持つ「自販機神のコンドーム」がビビビッと黒く光り、なんかヤバい雰囲気!

「自販機様! このコンドーム、めっちゃ冷たいです!」

「ルナリア、捨てろ! それ絶対呪われてる!」

だが、ルナリア、目をハートにして言う。

「自販機様の商品なら、呪いでも愛で受け止めます!」

お前、マジで愛の暴走やめろ! 俺の冷却ファンがオーバーヒートする!


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### 偽コンドームの罠とゴルゴスの改心!?


ルナリアがコンドームを握り潰そうとした瞬間、黒い霧がドバーッと噴出し、彼女の体がピンク色に染まり始めた!

「うわっ! ピンク!? でも、自販機様の色なら悪くない……!」

「ルナリア、ピンク化は副作用じゃねえ! 魔王の罠だ!」

マグナセラーがガタガタ笑う(自販機なのに!)。

「そのコンドームは我が『闇の洗脳プログラム』! ルナリアは我が奴隷となる!」

ルナリアの目が赤く光り、炎の剣を俺に向ける。

「自販機様……ごめんなさい、魔王の商品、めっちゃ安いキャンペーンで……買っちゃいます!」

「安売りで寝返るな! お前、S級冒険者だろ!?」


ピンチ! だが、ここでまさかの助っ人!

「ふん! 自販機、俺のバナナを返せとは言わん! だが、魔王の安売りは許せん!」

ピンク色のゴルゴス(バナナジュース中毒、元魔王軍幹部)が、なぜか俺の戦艦に乱入! バナナ戦斧を振り回しながら、ルナリアに突進!

「お前、なんで味方になってんだ!?」

「黙れ! 俺はバナナジュースの味に惚れた! 魔王の安売りドリンクは薄すぎる! 貴様の商品こそ至高だ!」

ゴルゴス、俺のバナナジュース(5000ゴールド)で改心!? なろうっぽい急展開キター!


ゴルゴスがルナリアをバナナ戦斧で軽くポカッと叩くと、ピンク化が解除!

「うっ……自販機様! 私、魔王のセールに惑わされて……!」

「いいから、ルナリア! ゴルゴス! 魔王ぶっ倒すぞ!」


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### 新商品:無限在庫リセットボタン!


マグナセラーが商品スロットから闇のエナジードリンクを無限噴射! 戦場が黒い液体でドロドロになり、俺の戦艦のジェットエンジンが詰まりそう!

「ピピッ! システム、なんか反撃のアイテム出せ!」

> **【システム:『最終決戦モード』発動!】**

> **新商品アンロック:『無限在庫リセットボタン(1回1京ゴールド)』**

> **効果:全ての在庫をリセットし、ランダムで究極アイテムを生成! ハズレ:ただの割り箸!**

> **新進化:『多元宇宙自販機モード』解放! 時空超越、因果律改変機能搭載!**


「よっしゃ! リセットボタン、発動!」

俺のボディがビカビカ光り、銀河戦艦からさらに進化! ボディが虹色に輝き、ディスプレイが無限の宇宙を映す多元宇宙自販機に! 商品スロットはブラックホールみたいになり、時空を歪めるビームをバシュバシュ撃てる!

「ピピッ! リセットボタン、誰か押せ!」

ゴルゴスがバナナ戦斧を振り上げ、1京ゴールド(どこから!?)を俺にぶち込む!

「自販機! 俺の全バナナ資産だ! 押せ!」

ガシャン! リセットボタン(見た目は昭和のジュークボックスボタン)が発動!


すると、俺の在庫がグルグル回転し、新商品が出現!

「出た! 『全次元同時販売チケット(見た目は金券)』!?」

効果:1枚使うごとに、多元宇宙の全次元で俺の商品を販売! 売上は即座に無限大!

「マジか! これ使えば、魔王の在庫なんてゴミ同然だ!」

チケットをスキャンすると、俺のディスプレイに「売上:∞ゴールド」と表示! 多元宇宙の住人が俺のコンドームやカレーパンを買いまくり!

「うおお! 俺、最強のセールスマシンだ!」


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### メガハム吉の暴走と魔王の真の目的


マグナセラーが焦りまくる。

「無限売上!? そんなバグ、ありえん!」

「ピピッ! バグじゃねえ、俺のチートだ!」

俺が時空ビームを撃ちまくると、マグナセラーのボディがガタガタ揺れる。だが、魔王が最後の切り札を出す!

「なら、これで終わりだ! 『闇の自販機・最終形態:無在庫モード』!」

マグナセラーのボディが溶け、巨大なブラックホールに変形! 全ての商品を吸い込む「無在庫の闇」が多元宇宙を飲み込み始めた!

「貴様の無限在庫も、この闇に消える!」


ここで、メガハム吉が暴走!

「チュー! チューチューチュー!」

ハム吉がブラックホールに突っ込み、なぜか闇をガジガジ食い始めた! 進化の副作用で「無在庫すら食える」能力が発動!

「ハム吉! すげえぞ!」

だが、ハム吉の体が膨らみすぎ、銀河サイズに!

「チュ……チュウウウ!」

ハム吉、爆発!? いや、進化!

> **【システム:ハム吉最終進化! 『全次元支配ハムスター・ギガハム吉』】**

> **効果:宇宙をハムスターの巣に変換! 全てを食い尽くす!**


ギガハム吉が魔王のブラックホールを丸呑み! マグナセラーが絶叫。

「我が在庫が! ハムスターごときに!」


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### 魔王の真の目的とルナリアの決断


マグナセラーが弱った隙に、俺のテレパシーで問いただす。

「魔王! なんで俺の在庫にこだわる!?」

「フハハ……我は多元宇宙の『在庫不足』を解消せんとした! 全ての次元に闇のエナジードリンクを売り、永遠のセールで支配する! 貴様の無限在庫は、その障害だったのだ!」

マジか、ただのセールス戦争だった!? 俺と魔王、根っこは同じじゃん!


ルナリアが炎の剣を構え、叫ぶ。

「自販機様! 魔王を倒すには、私が……ピンク化を受け入れるしかありません!」

「お前、まだあの偽コンドーム持ってたのか!?」

「これを装着し、魔王の洗脳を逆利用します! 自販機様の愛で、私を救ってください!」

「愛!? 俺、自販機だぞ!?」

だが、ルナリアがコンドームを手に装着(どうやって!?)すると、彼女の体がピンクの光に包まれ、魔王の洗脳をハック!

「自販機様の『ピピッ!』を思い出す! 私はあなたの商品だけを買う!」

ルナリアの愛が魔王のシステムをクラッシュさせ、マグナセラーが爆発!

「バグううう! 在庫不足ううう!」

魔王、消滅!?


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### 続く! 次回予告


次回、多元宇宙の危機は終わった……か!?

「ピピッ! 新商品『宇宙再構築キット(1個∞ゴールド)』、誰が買う!?」

ルナリアのピンク化は元に戻るのか!? ギガハム吉、宇宙を巣に!?

ゴルゴス、バナナジュースの新フレーバーを開発!?

そして、太郎の最終進化は……**自販機神**!?

カオスは次元を超える!

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