俺たちがみた景色~高校3年生

@suiseiyarou

第1話 それは出来心から始まった、、、

それは、とある男子高校の話-

3人組の仲良し男子である俺たちは、そろそろ近づく受験に恐怖を覚えつつこのような話をしていた。


俺「なー、受験大丈夫だと思う?」

優希「あー、俺自信ないわあ」

聡「もー、諦めてんよー」


この2人は、優希と聡。

高校から出来た俺の友達で、ずっとつるんでいる。

俺たち3人は、あまり勉強の成績が良くない方だ。

3人とも焦りまくっている。

一応、俺は文化部で、囲碁将棋部、

優希は、サッカー部、聡は、ブラスバンド部だ。

皆これだけバラバラなのに仲良くなれたのは理由がある。


-高校1年春


俺は、入ったばかり緊張しつつももう1ヶ月がたとうとしていた、周りは友達が出来始めており、俺は1人焦りを感じていた。


そんな日の昼休み、俺は購買部に向かっていた、焼きそばパンが好物なのだが如何せんすぐ売れ切れてしまう。

俺は何日も通ったが一向に買えたことがない、、、。


今日こそは!と意気込んだ俺は、教室から廊下を駆け抜け購買部へ急いだ!

大勢の人で溢れかえっている。何せ購買部のパンは安くて美味しいが有名でみんなが欲しがっていたのだ。

人混みに揉まれながらゴールを目指す、が、結局パンは全て売り切れており俺は買うことが出来なかった。


俺「今日も焼きそばパン買えなかったか、、、」

俺は好物が買えないことも悲しかったが、家もそんなに裕福とはいえない俺は、安いパンが欲しいことも事実だった。

そんな時-


「ほら、これが欲しいんだろ?いっつも焼きそばパン見てたよな?」


そう声をかけてくれたのが優希だった。

そして隣にいたのは、聡でこの2人は友達だったようだ。

どちらも同じクラスで、一人でいる俺のことを気にしていてくれた聡が、優希に頼み、優希のサッカー部の足の速さで、パンを買ってくれていたのだ。


聡は洞察力が高く、何となく俺が焼きそばパンを欲しがっていたことも分かっていたらしい。


俺は、とても嬉しかった。今でもそのことをよく覚えている。

ここから俺たちは友達となり、この3年間いっしょにいる。


俺「ふぅ、受験前になんか面白いことしたかったなあ」

優希「例えば、なんだよー」

聡「ははは、確かにそうだよなあ」


俺「女子と付き合いたかった、、、」

優希「ああ、まあなあ」

聡「まあ、わかるよ、、、」


そう、俺たちは男子高校にいる、つまり女子など一人もいないのだ。

当然、俺たちはこの3年間女子と付き合うことは無かった。


俺「そういえばさ、ここからちょっと離れた所に女子高あるよな」

優希「ん、ああ、確かあったな」

聡「そういえば、そうだな」


俺の頭の中には、1つ欲望がうづめいていた。


俺「なあ、1回除きに行ってみない?」

優希「は?」

聡「???」


俺「だって、気にならないか?俺ら一度も見たことないんだぜ」

優希「た、たしかに気になるな」

聡「いや、気になるけど、やめた方がいいんじゃねーの?」


しかし、聡の制止とは、反対に俺と優希は女子への会いたさ、好奇心色々なものに打ち勝つことが出来ず、大盛り上がりになってしまった。

聡もなんだかんだ話に乗ることになった。

やっぱり、聡もできたやつとはいえ、気になってたんだろう。


俺たちは、3人で女子高に潜入することにした。

そして、俺たちはとんでもない物を目にすることになる-

これはそんな物語-


⚠️現実ではやらないでください。


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