2025年6月24日の日記

夢美瑠瑠

第1話



    台風が接近中らしい。

 「野分の又の日」は、枕草子の一帖で、「台風の翌日」という意味。

 ~こそ、「いみじうあわれにおかしけれ」とつづく。

 「非常に風情がある」、ということです。 

  被害があまりなければそうも思える…詳しい記述は忘れましたが、自分の記憶でも、台風一過で、ちょっと空気感がまだ非日常で、が、「嵐のあと」でほっとしたような雰囲気、なにやら板切れとか散らばっていたり、夏の想い出みたいでもある。


 …と、うようなことを書いて、高校の頃に古文の時間に提出した。 と、先生に非常に褒められて、授業中に読み上げてもらいました。

 こういう風に昔からわりと”綴り方”カンケイだけはよく褒められた。 中学校の時は、「おまえはまったく漢字の勉強をしないのに全部覚えていてすごい」と言われた。

 なぜ、「勉強をしない」のを知っているのかな?とか怪訝にも感じたが、自分だけ勘が鈍いような気がするのも昔から。

 高校の時も、現代国語や古文の先生には信望が厚かったです。 

 物理の先生には「こいつアホちゃうか」みたいに思われていたかもw

 大学に行ってからも、「翻訳がうまい」と、たびたび褒められたです。  担当の教授、京都大学出身の先生とかも、翻訳が上手という印象があるから、「キミなんかは秀才だからね~」と、一目置いてくれていました。 英文科とか国文科に進むべきやったかな? と、今でも思います。


 適性が語学関係かなあ、そうは思っていましたが、そのころはたぶん今よりもっと無知蒙昧で、行き当たりばったりで、サルトルではないが「なんにでもなれる」みたいに世の中を甘く見ていた?かもしれない。 適性⇒職業 とかそういうのもあいまいだったです。

 

 ですが、ブログや、ネットのSNS、メールとかそういうメディアの発達でいろんなコミュニケーションが部屋にいても密にできる時代になって、ソクラテスさんの箴言「汝自身を知れ」が、誰でも手軽に実行できる世の中になってきて、で、状況が良くなってきた…ひきこもりタイプの人にとっては趨勢が味方した?と、そうなるかもと、技術の進歩を寿ぎたい心境です。😊💓

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