渇愛される最下位乙女騎士だが、実は最強聖女候補で、自ら供物になり仲間を救いたい。
猫山みみ
プロローグ
プロローグ
渇愛する乙女は、どうしてこんな世界へ堕ちてきてしまったのだろうか?
目を離した隙に、いつも無茶ばかり。
どう守れるか、回避難解な世界なのに。
幾度となく、感じているのは。
相変わらず無鉄砲な乙女を放置なんて。
出来ない狂愛。
自分にはなかった不可解な感情は、呪縛に近く思えるほど荒ぶるもの。
あらゆる手をこれから先、打って出ていかないといけない。
よくわからないくらいに、誰よりも最愛のものを守るために。
自分の使命よりも優先に。
見つけてしまった乙女の、今の宿命。
どうしても打ち勝つために。
手を打ち、救いあげなければいけない。
愛すべきものの、相変わらずな過酷な宿命を打ち勝たなければいけない。
たとえ衝動的な感情であっても構わない。
どうしようもない自分の中で燻り消えない、全ての道標なのだからーー。
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