備蓄米売り切れだってレジ横の募金箱には五百円玉これを拝読したときに日本はまだまだイケるって思いました。本当にそう。本当にそうなんです。みんなきっと、首を縦に振りながらこの連首を読むことでしょう。
作者独自の視点で、日常の中から掬い取られる短歌たち。コンビニ、空、ファミレス、ココア……。作者の並外れた感受性は、日常に潜むささやかな違和感を見逃さない。緊張と緩和が鋭く交差する短歌5首を心ゆくまで楽しめるだろう。推し短歌1首。停戦って意味わかんない終戦でいいじゃん今日はファミレス行こう