編集済
子供の頃は、今だとガラクタにしか見えないものにすごく愛着を持って宝物にする、という事が多かった気がします。その頃の感情が鮮明に戻ってきました。こういう心の解像度の高さが朝吹様の凄みでしょうかね。
なんとも言えないノスタルジー、郷愁といったほうがいいのでしょうか。秘密の場所、秘密の遊び、秘密の宝物、大人が見たらきっと怒られるような、些細なことだけど秘密の冒険。そんな「ちょっとした」逸脱と危険が子供の頃にしか体験できないかけがえのないもののような気がします。
誰にも言わないのがまたいい、すごくいいです。
これが、これみよがしに知り合いにぺらぺら喋るような人物だと途端に嫌なリアルさが出てしまいますからねw ……私の周りの嫌な大人はみんなこのタイプでしたから……w
錆びたボルトや、点火プラグ、何に使うかわからない工具のようなもの、そんなものを拾い集めて隠していた、子供の頃を思い出します。素敵な物語でした✨️
追記:
確かにAI使い始めましたけど、文章そのものには使っておりません。思いっきり主人公の名前間違えてたりするんですよねw なんか、理由の分からんところで、しれっと平気な顔してw
そんでもって、物語としてはやはり長いものは書けませんね、うちの使ってるAIだと。ぼけとツッコミみたいなもので終わったり、なんか無理やりセリフを入れ込んだり、ひとつの要素にひどく執着したりと……ちゃんとした使い方すればできるのかもしれませんけど、文章自体は自分で書くほうが早いですね、今のところ。
それとは別に、今新作書いておりますけど、調べ物をする際に検討内容と「だいたいこんな感じの事が知りたい」という漠然とした内容からでも調べられるので、非常に重宝しております。現在は、鉄道に関するいろんなことを調べておりまして、広軌での最小旋回半径は、とか、第三軌条方式での実用最高速度は、とか、いろいろw
はい、次の新作は鉄道ものですw おたのしみに✨️
作者からの返信
天川さん
奥さま最近AIの使用に踏み切ったんですってええええええ!(田舎風の大声)
つまりこれからは天川さんとAIの共著ということでよろしいのかしらああああああぁぁぁ!
ものすごい量のプランと知識を放出してくれますが、AIさん、大真面目にしれっと間違ったこと云ってたりするからお気をつけ遊ばせ。
イラストは見た目にもAIイラストと分かりますが、小説はねえ……。
「こんな感じで~」とリクエストすると、まあまあ近いのが出てきちゃうわけじゃないですか。
それにちょっと手を加えて自分の作品として発表する方々が、もうちらほらいらっしゃる。
創作界には、自分で表現したいものに辛苦するよろこびではなく、単純に「人気者になって、リワード稼ぎたい」という動機の人も少なくなく、その人たちにとっては、AIなんて最強のアイテムですよね。無限に高水準の物語を吐き続けてくれるのですから。
でもそれ、他人の作品をばらして、つなげたものですよね。
他人の作った作品を最低限の礼節をもって読む。そんな態度すらその人たちは次第になくすでしょうね。
都会にとって「自然」とは空き地なのです。
そこまで都会でもありませんでしたが、わたしの子どもの頃はまだぽつぽつと空き地がありました。
そして建設現場で木材にかんなをかける大工さんの姿も見ていました。
今は空き地も不動産やの柵で囲まれていて、家も、パネルとホッチキスでぱっと建ってしまいますよね。
拾ってきたよく分からないヘンテコなものが、なぜか子どもにはお宝なんですよね。親から与えられる立派なおもちゃではなく、自分で見つけ出した、という点がより良いのかもしれません。
子供の頃は、やたらと地面を掘り返して遊んでおりました。それこそ錆びた釘やら、割れたガラスやらを掘り出しては、宝物を発掘した気持ちになっていたのを、懐かしく思い出しました。
掘り当てた陶器製の宇宙人を王だと思い、副葬品と共に埋葬した。
それは、ぼくだけが知っている秘密で、迎えの船が来たら、一緒に宇宙へ行くのだ。
少年の想像力は素晴らしいですね。子供の感性が生き生きと描かれていると思いました。
素敵なお話を読ませて頂き、ありがとうございます。
また、過日には拙作に素敵なレビューを頂きましてありがとうございました。
この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。
作者からの返信
時輪めぐるさん
こんにちは!
なぜか子供時代にあるあるの、土から掘り出したわけのわからないものを宝物にするあの気持ち……。
とくに男子はただ穴を掘ってたような。そして水を流して泥沼にしていたような。
男子のあれ、なんなんでしょうね。バカじゃな(自粛)
ふらっと目についたものを何気なく読み始めたら素直にとても良かったのでコメントレビューさせてもらいました♡
そしたら既に大勢の人がレビューしてました(笑)
ああいうお話をあざとくなく、使い古されたネタだと想わせることなく、過剰な演出もないままに、「良い」と読ませることが出来るのは本当に巧い人にしか出来ないことです。
そこにひじょうに感心してしまいました。
柴田さんが作曲に選んだのは他のお話なのですね。曲が出来たらまたお伺いしますね♡
ありがとうございました。
パッチワークのような少年の日の思い出が瑞々しいですね!
実は思い出補正がいろいろとかかっていて、いざ墓から王を掘りだしてみたら、神官王ではなくジャミラかもしれない…
でも、生き生きとした想像力で延々と遊んだ記憶は、紛れもなく本物なんですよね!
地中から宇宙にまで飛ばせる想像力が何よりの宝物なんだぞ少年。と、結局#100に参加できなかった私が嘯いて通りますよ~( ;∀;)
作者からの返信
鐘古こよみさん
#100は何がくるのだろう? と身構えていたら、統一感のあるお題でした。
素直に書いてました。
ジャミラ。ジャミラってどんなんだっけ……と検索したら、わたしの頭に最初に浮かんでいたのは、ダダ星人に近いことが判明しました……。
この話ではないのですが、子どもの頃、近所の男の子が金属でできた人形を持っていて、プラスチックとは全然違うその重みといい、手触りといい、ひじょうにときめくものがありました。仮面ライダーの何かだったような。
今でもあの人形は羨ましいですw
どこかに売ってたら買ってしまうかも。でも当時のようなときめきはもうないかもしれません。
塗料がいい感じに剥げていて、それもかっこよかったのです。
ありがとうございました♡
他人の空き地で勝手に遊ぶ。昭和の少年たちは皆そうやって探検していたんですよね。
もちろん私もそう😊 発掘したらどんなツマラナイものでも、あふれる想像力で何らかの理由をつけて宝物にしました。宇宙から来た王様こそいませんでしたが。
ラストにかけての語り口もいいですね、想像力が刺激されまくります。
ときに。
朝吹さん向けに、こちらのコメントで進捗報告をしています。
タテに長くて読みにくくてスミマセンが、たまに目を通してくださいね😄
https://kakuyomu.jp/works/16818622176608354507/episodes/16818622176612546178
企画にご参加いただきありがとうございました!
作者からの返信
柴田 恭太朗さん
わわ、すみません。実は最初のコメントの頭に乗せるかたちで返信させてもらっておりました。
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(追記②)
(追記①)
最初のコメント。
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こんな感じでした。分かりにくくてすみません。順序の上下を修正しておきました。
そうですねえ。何もないところに、ぱらぱらっと素材があって、そこから想像逞しく、いろいろ考えていたのが昔ならば、今は最初から想像力の産物の完成品が渡されてる状態ですよね。こういう話も、もう半世紀くらい云われていることでしょうが。
発掘作業、男の子好きですよね。
砂場でずーっと穴掘って水流したり。落とし穴作ったり。何か金属っぽいものが出てくるとテンション上がったり。
人形が出てくることもあるんじゃないかな?
お題をわりと素直に消化した一篇でしたが、ときめいて下さってありがとうございました💕
(打合せページ、見てます、見てますよ!汗)
最初の宝は、古釘のような「モノ」で、牛乳の瓶にいれていたが、ある日、宇宙人のような陶器が出てきた。ぼくは彼を「空き地の主」だと思い、そのことは誰にも言わない。ぼくは紫陽花の葉の上に人形を寝かせ、古釘を剣として副葬し、墓守になる。
「ぼく」の想像力が、空き地を神話の舞台へと変えていく。宮沢賢治や寺山修司を彷彿とさせる。「ぼく」は朝吹さんですか。
作者からの返信
九月ソナタさん
ありがとうございます~。
お題ものは瞬発力で書く時と、書きたいストーリーにお題の単語をあてはめる時があって、今回は瞬発力でした~。
「ぼく」「わたし」どちらにせよ、一人称で書くと「作者のこと?」と想われやすいみたいですね💦
そんなはずないでしょ(*´ω`*)
自分の経験でなくてもそのように書けるというのが作家の能力だと思っているのですが、「経験したことでないと書いてはいけないんだぞ!」という人に全否定&ガミガミやられてからは、ますます「体験したことでなくてもそのように書く」、その想いが強くなってます。
ノスタルジックな雰囲気がとてもいいですね
秘密基地や空き地の探検
見つけたがらくたもお宝
そういう少年の純粋な心持ちと一緒に見つけたようなわくわく感もありました
時は流れマンションが建ち、今ではもう掘り返すような空き地もなくこういう冒険はもうできないんだなと寂しい気持ちになりますね
作者からの返信
凛花さん
空き地、古い家が壊されて新しい家が建つまでの間はちらっとあることもありますが、柵で囲まれてしまって中に子どもが自由に入れる感じではありませんよね。
遊具はないけれど、草ぼうぼうで、少しだけ前の家のもの(庭木とか敷石とか)があって、空き地ほど想像力を培うのに面白い場所はないと思うのですが。
ゆったりした広い庭を持つ古い家が次々と消えて、跡地に庭のほとんどない数軒の家やアパートが建つのは、哀しい感じがします。
コメントレビューもありがとうございました💕
への応援コメント
これ、いいですねえ。なんかノスタルジックな話かなあ、と思ってからの突然の転調。ぬを! ってなりました。
あ、でも土偶とか埴輪とかかなあ、と思ったら、どうやら違うようで。
釘は剣、というのがなんというか、らしくてとても素敵w
埋められて、迎えが来る日まで、眠り続ける……「ぼく」はいつまで、それとも死ぬまで、その夢を見続けるのだろうか。
作者からの返信
アヒル先生
秋が迫る空を見上げていると、真っ白いアヒルさん(アフラック仕様)が飛んでおり。
「ああついにアヒル先生の領域は空にまで」
その腹を見上げながら、アイスコーヒーを飲んでいた午後でした。
ノスタルジックなんでしょうか。誰にでもある幼い頃の遊びなんでしょうか。
まったく経験のない人も、そもそも空き地がなかった人もいるかもしれないし。
タイムカプセルなんていうものに、わくわくしたものですよね。
家の近所の空き地はそのまま森になるんじゃないかと思うほどに雑草伸び放題でしたが、この前みたら、家でも建つのか、きれいに更地になってました。