幻想的なポストアポカリプス世界で、哲学者然とした人間と、ヒューマノイドであるボクの交流が始まる……。これは文章力の賜物ですね。唯一無二に近い文体な気がします。ほとんど難しい言葉は使っていないのですが、詩的表現と論理飛躍が巧く、読みごたえが備わっています。珍しいタイプの、非常に良い作品だと思いました。SFよりも、どちらかというと純文学好きの方に、ぜひご一読いただきたいです。