第42話 魂の成長度合
弟 父さん、魂に年齢って有るの?
父 ( 全知全能の創造主 )
年齢は無いけど、成長度合いは有る。
兄 どういう事?
父 実際の年齢と同じだよ。ただ、各自で成長度合いが違うだけさ。
早く成長する魂も有れば、ゆっくり成長する魂も有る。
乳児・幼児 - 善悪が何かを知らず、思った事を行動する。
乳児は自我を持たず、幼児は自我を持つ。
小児 - 善悪の概念を理解する。
少年 - 自分と他者を区別できる。
青年 - 社会を学ぶ。
中年 - 自己研鑽。後輩の育成。
壮年 - 奉仕に目覚める。
老年 - 指導者として行動する。
肉体年齢と魂の成長度合いは必ずしも一致せず、
若いのに達観した子がいれば、いい歳なのに自分勝手な大人もいる。
弟 老年の指導者って、会社社長とか、大統領とかって事?
父 それも有るけど、家長も含むよ。家長は家族の指導者だよ。
また、社長だから老年の魂、大統領だから老年の魂 とは限らない。
兄 どういう事?
父 さっき言った、その人の社会的地位と、魂の成長度合いは、
必ずしも一致しない って事さ。
真の指導者は、多くの人に支持され、信頼される。
でも、支持もされず、信頼もされない指導者もいるって事さ。
それは、分不相応の地位って事だよ。
例えば企業が、お金をたくさん儲けるために、
コントロールしやすい指導者を支持するとかね。
それは傀儡(かいらい)政権だよ。
兄弟 なるほどね。
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