幸せについて考えてみた

@taltn

第1話

幸せについて考えるため

まずなんで幸せと感じる人が少ないのか

考えてみた。


まず、日本のみで時間軸で考えた場合

物質的には幸せであると言える。


戦後に比べればもちろんのこと、

それ以前の良いとされる時代に比べても

食や住環境は整っている。


なぜ着実に進歩している現状で

幸せと思えないのか。


よその国や身近な人もしくは想像の中など色々な軸から自身の現状より優れている

箇所を持ち出してそのようになりたいけど

なれないと思っているから。


つまり現状よりも良くなることが幸せと考えているからだろう。


おそらくその原因は経済成長期の

働くほど給料が増えるとから来ていると思われる。収入が増えることが良いことだと思えたから頑張れたし増えた収入でないものを買えたことで働き甲斐を感じ、それを幸せと感じることができたのだろう。


今は良くなることが幸せであるという考え方は残っているが、良くなるというのがどういうことかわからなくなってしまったのだろう。

収入を増やしたいが、責任を負いたくなという考えが出ていることから収入が増えることもいいことだが、他にもより良くなるためのものがあると考えてしまい、迷ってしまっているのだろう。

迷っている最中はどのような状況であっても

幸せと感じることはできない。


幸せと感じたいがために

ああなれば良いのにと考えるが

そのときそのときで良いと思うことが変わっていくことで、そこに向かって頑張ることができないのである。

ああなりたいという気持ちだけが溜まり、

しかしなれないことで自分は不幸であると感じているのである。


幸せとはまず迷っていない状態であると言うことができる。


宗教というものは迷いを取り除くことができていたため、幸せに寄与していたのだろう。


逆を言えば、思い込むことで迷いをなくすことを信仰というのだろう。


しかし今流行りの宗教は個人によって価値観は異なるというものであるため信仰しても

迷いをなくすという御利益をもらえていないのである。


どのような現在の多様な価値観という宗教からどのように発展させることができれば幸せ

になれるのか次話で考えていく。

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