白昼夢という幻想的なタイトルに惹かれました。内臓の奥まで揺らし空に咲く重い衝撃はかなき大輪この3首目の歌は、とてもミステリアスで、読者の想像力を刺激することでしょう。一体、何が咲いているか。最初は向日葵かなと思いましたが、太陽を花に見立てているようにも感じました。白昼夢の中へ連れて行ってくれるような短歌集。