星の数程の男たちは、駅のホームにて
愛彩
星の数程の男たちは、駅のホームにて
よく、失恋の後
『男なんて星の数程、居るわよ。』と
言われたりしますね。
それに対して
『月はひとつなのよ!』なんて
反論もあるとかないとか。
彼が素敵で大切だった事実、
自分にとって唯一のお月様であった事実は
確かに、過去あったのです。
でも、彼以外にも沢山の人が居るのだと
今を感じる事は、大切です。
朝、お仕事前
帰り、お仕事終わり
駅のホームで思うのです。
人ってこんなに沢山居るんだなあ、と。
まずは、そこから始めてみましょう。
駅のホームで周りを見ましょう。
電車の中で悲しい音楽を聴きながら、
彼を思い出しながら、電車を降りて、
下を向きながら歩くのを辞めるのです。
いきなりは難しいかもしれません。
音楽を聴いて、彼の事を
思い出しながらでも大丈夫です。
まずは、顔を少しだけ上に。
それでは。
星の数程の男たちは、駅のホームにて 愛彩 @omoshiroikao
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