2)知人が息をしているか判断するため、10秒以内で呼吸の有無を確認しました。



※呼吸の確認は、必ず10秒以内で行いましょう。知人の胸やお腹が動いているか、注意深く確かめます。10秒かけても判断に迷う、または分からないときは、息をしていないと判断し、すぐに次の行動(心肺蘇生)を開始します。


!!死戦期呼吸に注意!!

下の顎だけを動かして、しゃくりあげるような息、喘ぐような息は、呼吸していません。口をあけっぱなしでぱくぱくする、不規則な呼吸リズム、急激な呼吸回数の低下、下顎を突き出すような呼吸、口は動くのに胸やお腹が動いていない、等、呼吸の異常が見られたら心停止のサイン、10秒待たずに、直ちに心肺蘇生です!



☆ぷち豆知識☆

・協力者に指示する際は、知らない人たちが来てくれる可能性が高いです。すると指示された側は、自分に指示を出されたのか、判断に迷うことがあります。確実に指示が伝わるよう、腕差しや指差しで指示をだす(指さし呼称)、もしくは特徴(赤い服の人、メガネの人、等)を指摘するなど、指示された側が『自分への指示』と的確に把握できるようにしましょう。

・顔見知りが協力者なら、「○○さん、119番~」と名前を呼んでいきます。

・意識の確認で優先するのは脈ではなく呼吸の有無。



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