第5話 勇者の帰還した日への応援コメント
この世界で彼は勇者となったのですね。
異世界で過ごした時間だけ、この世界でも時が流れていた。
戻って来ても居場所が無い事の絶望を想うと辛いです。
この世界が破壊された時、再び勇者としての存在意義が出て来るのですね。
勇者とは何であるかを考えさせられました。深いお話だと思いました。
読ませて頂きありがとうございます。
作者からの返信
コメントを頂いて、ふと気付いたのですが、この話、異世界版ランボーなのでは? そんな風に思えてきました。共に戦場帰り。過程は違っても、戻って来た世界で受け入れられず、或いは馴染めずに苦悩する様が、正に、といった感じに思えます。
本来、4話と5話を書く為に作ったお話で、完全に架空の物として書いたつもりが、少し状況を変えれば、現実でも十分に起こり得る事なのではないか、と、コメントを詠ませて頂きながら考えたりしました。
示唆に富んだコメント、有難う御座います。
第5話 勇者の帰還した日への応援コメント
勇者という存在に疑問を抱いた作品を私も過去に書いたことがあって(カクヨムでは公開していませんが)、人々の期待を一身に背負わされる、なんとも奇妙なシステムなんですよね。
期待を勝手にかけておきながら、相手が十分に応えないとみるや、一転攻撃を始める。
現代社会でも散見される現象だと思います。
こちらの勇者は二度の転移による絶望を味わい、そして闇に沈み切るかと思いきや、最後に明るい未来を見せてくれました。それが何よりも尊い作品だったと思います。
本当の絶望を知った上での希望は、本物の輝きを持っていますね。
作者からの返信
元は現実の世界の異質さを外側からの視点で際立たせるために書いた物ですが、図らずも望まずして勇者という役目を押し付けられてしまった自分物の物語になってしまいました。
タグに黒アゲハと銘打った通り、本来は闇に沈み切る筈でした。それが、ふと”ある日、星が墜ちて来た。”と云う文が浮かんで、このラストとなりました。勇者にとっての本当の希望は何より、必要とされないと云う事を再認識する、自分にとっても意外な結末でした。
最後まで読んで下さり有難う御座います。