戦技から見るSATの実力

　・警察特殊部隊（SAT）

　読んで字のごとく警察の特殊部隊で、　日本国にとって特に重要な都道府県の警察にのみ設置されている。

　機動隊、あるいはその上級部隊である警備部の隷下に存在しており、総勢300名。

　使用武器はMP5短機関銃、狙撃銃、自動小銃（89式、HK416など）。

　・銃器対策部隊

　警察の対テロ部隊で、全ての都道府県に設置されている。

　機動隊の一部隊として存在しており、総勢2100名。

　使用武器はMP5短機関銃、狙撃銃。

　・機動戦術部隊（RATS）

　SATが設置されなかった埼玉県警において、特殊部隊としての機能を期待されて機動隊の第一中隊に設置された、銃器対策部隊。

　所属は機動隊の一部隊という扱いだが、その戦闘能力はSATにも比肩すると言われている。規模は不明だが、機動隊の一個中隊が70名である事を考えれば、概ね10〜30名程度になると思われる。

　使用武器はほとんど銃器対策部隊と同じだが、県警の予算、あるいは自費で導入されたいくつかの独自装備も保有している。

　・MP5短機関銃

　ドイツ製の短機関銃で、近距離であれば狙撃銃としても使用できるほどに精度が高い。

　世界中の対テロ部隊において使用されている。

　・M4カービン

　アメリカ製の自動小銃で、米軍に限らず世界各国の軍隊、警察において使用されている。