紫陽花パーティー

@mimoza6

第1話

私の住んでいる集落はいくつかの部族がひしめき合って住んでいた。


ある日、他の、ある部族を招いてスイーツパーティーが開かれることになった。


みんなテーブルに着いたら、大きなカステラのようにお菓子は小さなものになってしまった。


それでも、二つの部族は文句を言わず、そのカステラのようなお菓子を菓子ようじで、ちびちび食べて味わいながら、話に花を咲かせた。


梅雨の晴れ間のいく種類色とりどりの紫陽花が、その様子を見守っていた。

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