異世界の、あまりにも壮大な謎解き

幼馴染のミチルとケイタは、突然謎の王国に転移してしまう。おまけに、ミチルは三十五歳のままだが、ケイタは高校二年生になっていた。
教会の手伝いをしながら過ごす二人は、この国ではなぜか魔法使いが悪人とされていることを知る──。

二人には特殊なスキルなどは無く、己の知識や経験を生かして、少しずつ様々な問題を解決していく。
壮大なファンタジーのようだが、ミステリと言うだけあり、物語の中には大きな謎があって、少しずつ明らかになっていく。

謎の王国を舞台にした、異色のミステリ。じっくりとお楽しみいただきたい。

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