片桐修太（かたぎりしゅうた）

22歳の大学生。深夜の清掃バイトをしている最中に「0番線」への階段を偶然発見する。好奇心旺盛だが、それが命取りとなる。迷い込んだ後、異形の存在に追われる恐怖を経験する。

山下美咲（やましたみさき）

片桐の大学の同級生で、都市伝説に詳しい。彼の失踪を知り、真相を探るために仲間を集めて調査を開始する。鋭い直感を持つが、地下迷宮の謎が彼女の認識を狂わせていく。

黒川俊也（くろかわとしや）

40代の駅職員。「0番線」の存在を知っている数少ない人間のひとり。かつて新宿駅の地下で起きた未解決事件について秘密裏に調査していた。彼は知りすぎたことで、ある「存在」に狙われている。

斎藤玲央（さいとうれお）

30代のジャーナリスト。新宿の地下迷宮にまつわる失踪事件を追ううちに、「0番線」の都市伝説に行き着く。記事のネタにするために独自に調査を開始するが、現実は彼の想像をはるかに超えていた。

顔なしの存在（”顔を持つ何か”）

地下迷宮に蠢く異形の生命体。人間の顔を模した皮を纏い、通りかかった者の記憶を食らうことで自らの姿を保っている。迷い込んだ者の恐怖を増幅させながら、出口のない迷宮へと引きずり込む。

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