第7話放送 話題:お笑い
ゆ:皆様、秋ですね。夕方のゲリラ雷雨のニュースを聞くと、まだまだ暑さは残るけど秋なんだって実感しますね。
さて今回は、ラジオリレーのバックアップで書き溜めておいたものを流そうと思います。録音放送みたいなものですね。
では、スタート!
(♪なんとなく軽快な音楽)
「ゆにポテの『IT's Show 話 Time!』」(がっつりエコー)
ゆ:皆様、陽が落ちても暑さの残る夜のひと時、いかがお過ごしでしょうか。バーチャルパーソナリティの私「ゆにポテ」と、
敷:アシスタントの敷知です。
ゆ:今夜もこの二人で、まったりゆったりお届けしちゃいます。
この番組は、平成初期をテーマに緩くトークして行こうというコンセプトでお送りします。
私の番組単体というわけではなく、ぴぽこさんのチーム「ANSWER」の一員となって、リレー形式でラジオをやって行こうという、そういう企画の一環です。
敷知さん、ショウヘイヘ~~~~イ!
敷:あ、はい。
ゆ:敷知さん! ショウヘイヘ――
敷:聞こえてますよ!
ゆ:もう! そんな冷めた反応しなくたっていいじゃないですか!
敷:いや、だってそれ平成16年のネタですよ。笑ってはいけない警察24時の。
プレ放送でも言った通り、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」が始まったのは平成元年です。で、対決企画自体は翌年から始まるんですけど、あそこまで大がかりになったのって平成12年の「24時間耐久鬼ごっこ」からですよ。
ゆ:じゃあそれまでの12年って何やってたんですか? そもそも私、レギュラー放送って見た事が無いからよく知らないんですよね。
敷:ああ、そういう感じなんですね。なるほど。
まず、平成に入る前、昭和末期に伝説的なお笑い番組が二つあったんです。一つは「8時だョ!全員集合」。もう一つは「オレたちひょうきん族」。どっちも当時の子供たちなら知らない子はまずいないというモンスター番組だったんですが、恐ろしい事に、どちらも土曜日の夜8:00スタートだったんです。
月曜日にドリフ(全員集合)派とひょうきん族派で派閥ができるほど、どちらも大人気の番組だったんですよ。
ゆ:なんだか凄そうというのはわかるのですけど、いまいち想像できないですね。今だとどんな感じなんですか?
敷:今だとですか。そうですねえ。
サッカーワールドカップの日本代表の本戦と、野球のWBCの日本代表の決勝の中継が同じ時間に別のチャンネルで始まるみたいな感じでしょうか。それが毎週土曜に起こるって感じです。
ゆ:うわぉぅ! それはヤバイ!
敷:でしょ? しかも同じ時間、暴れん坊将軍もやっていたので、爺さん婆さんにチャンネル権のある家だと見せて貰えない事があって、学校で話に付いて行けないなんて事もあったわけですよ。
何せビデオなんてものが普及して無い時代ですから、テレビが複数台あるなんて家ならまだしも、そうでない家では色々と大変だったんです。
ゆ:今なら録画してCM飛ばしながら後からゆっくり見ますよね。
敷:その前に最近では家にテレビが無い、もしくはテレビはあっても見た事が無いって子が普通に増えてるらしいですよね。それよりYoutubeの番組の方が話題になるらしく。まあ、わからないでもないですが。
ゆ:でも、当時の子供たちって、いわゆる団塊ジュニア世代っていう異常に人数の多かった時代ですよね。その子供たちが皆見てたってなったら、視聴率とか凄そうですよね。
敷:今からしたら化け物だと思いますよ。何せリアルタイムで見るしかなかったわけですから。
でもどっちもマンネリ化が酷くなって、見てる方にも飽きが来るんです。で先に「8時だョ!全員集合」が終わって、「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」になり、「オレたちひょうきん族」も終わってしまう。
ゆ:あら。じゃあお笑いロスじゃないですか。
敷:ロス……う~ん、ロスなのかなあ。
その頃ってビートたけし、加トケン、とんねるずあたりがお笑い番組をやってたんですけど、つまらないわけじゃないけど、どこか新鮮味が無かったんですよね。
そんな土曜日の11時にやっていたのが「夢で逢えたら」ってコント番組だったんです。
出演者はウッチャンナンチャン、ダウンタウン、清水ミチコ、野沢直子。
ゆ:え? ウッチャンナンチャンとダウンタウンが一緒にコントやってたんですか?
敷:びっくりでしょ! 今では考えられないですよね。
ウッチャンナンチャンは内海桂子・好江っていう師匠が面倒見ていたので、そこまで不自由してなかったそうですけど、ダウンタウンは吉本興業がそこまでちゃんとバックアップしてくれなかったらしく、かなり困窮してて、ウッチャンナンチャンに服をもらったりしてたそうですよ。
ゆ:まあ、その、今となってはダウンタウンの松ちゃんはテレビで見なくなっちゃったし、ウッチャンナンチャンをコンビで見る機会もほとんどないわけですけど(汗)
敷:……そりゃあ、全員還暦過ぎてますからね。あれだけ長くやってればギャラもそうとうでしょうから。
ゆ:でしょうね。それに、若手が出てこないと業界全体が活性化されずに見捨てられちゃいますもんね。
敷:ダウンタウンがその後、今田や東野たちと「ごっつええ感じ」っていう番組を、さらにその後、ウッチャンナンチャンのウッチャンも、ネプチューンと「笑う犬の生活」っていうのをやってましたけど、比べ物にならないくらい「夢で逢えたら」は面白かったんですよね。色々と大人の事情があって難しいんでしょうけど、もう一回再放送を見てみたいなあ。
ゆ:そんなになんですね。もちろん思い出補正もあるんでしょうけど。
でも、私、小さい頃見た番組をもう一度見たいなんて思った事無いなあ。まあ、ほとんどBSで再放送したりYoutubeに上がってたりしますけどね。
ところで、滅茶苦茶前振りが長い気がするんですけど? まあ、いつもの事か。
敷:……ちょうど今から本題に入ろうと思ったのに。
ゆ:え、本当ですか? そう言われたらからそう言ってるんじゃないんですか?
敷:本当ですよ! その「夢で逢えたら」が人気になって、ダウンタウンが本格的に東京に進出して来て、それで始めた番組が「ガキの使いやあらへんで」なんですって言おうとしていたんです!
ゆ:ふうん。で、初期の頃ってどんな感じだったんですか?
敷:初期の頃は……おっと、ちょうど時間となりました♪
ゆ:浪曲エンドはやめてください!(笑)
敷:わかりましたよ。初期の頃は企画とトークを交互にやってた感じですね。企画は「第〇回チキチキ○○」って感じでゲームなんかをやる、トークは出てきていきなり松ちゃんが文句を言ってからトークを始めたり、葉書を読んでそれを膨らませたりする。んで、そのトークの中で紅白歌合戦をどっちが勝つか賭けようという話になり、始まったのが対決企画なんです。
で、そこから始まったのが笑ってはいけないシリーズなんですよ。
ゆ:言われてみれば、警察24時の頃って全員が罰を受ける側じゃなかったですよね。
さて、番組の時間も残り少なくなってしまったので、ここでお便りのコーナーに行きましょうか。
「普通のお便り、略して『ふつおた!』」(がっつりエコー)
今回はちょっと趣向を変えまして、寄せていただいたコメントを読もうと思います。
ラジオネーム「オサケドス☆」さん
「カクヨムで日和ってます。ひゃくめがしょっく! ネオジオ〜♪ 嗚呼♪ 懐かし♪」
敷知さんもそのリズムで言ってましたね。私はYoutubeで見て知ったんですけど、よほど印象に残るCMだったんでしょうね。
「後の4機種! 2機種しか分からないティーン時代の僕」
2種わかったら凄い気がするんですけど。あの「ピピン@」って何て読むんでしょうね。そもそもどうしてそんな名前を付けようって思ったんでしょうね。
そんな商品名でも、おじさんたちが会議室で真面目な顔で会議して決まったんですよね。「ピピン@か。うん、良い名前じゃ無いか!」「ですね、部長」なんてやり取りがあったんですよね? 大丈夫なんでしょうかね、その会社……
「夏の日の1993! とても癒やされます♪」
わかります! 私も聞いてそう感じましたよ。ちょっとゆっくりなテンポが、夏の夕暮れの海岸を思わせますよね!
敷:そういえば、「夢で逢えたら」では出演者にバンド演奏させる「バッハスタジオ」ってコーナーがありましたね。ユニコーンが指導してた時は楽しそうでしたね。
「夏の日の1993」をリクエストいただいたRyuzy様がリクエストで迷った曲の中に「大迷惑」があったので、今回はそれでいきましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=9vEw-r3mmfk
ゆ:「僕は貫一、君はお宮」って何気に凄い歌詞ですね。
敷:確かにね。途中でロミオとジュリエットと錯綜しちゃってて、それがまたコミカルですよね。
ゆ:このコミカルさが、いかにもユニコーンって感じですよね。
(♪なんとなく緩い音楽)
さて、番組はそろそろ終了の時間となりました。
この番組では皆様からのお便りをお待ちしています。下記のコメント欄に書き込むか、公式マシュマロがありますので、そちらにお送りください。
https://marshmallow-qa.com/amm8wm189wguwt
お便りは平成云々関係無く質問等で構いません。平成初期の思い出とかがあれば非常に嬉しいです。平成〇年の○○みたいに注釈いただけると助かります。
一緒に曲のリクエストも記載してくださいね。曲はいつの時代のものでも構いませんよ。帰って来た酔っ払いでも、はじめてのチュウでも。
次回は平成5年~7年くらいを扱います。お楽しみにね。
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