星月夜

月は私を映す姿見

ちっぽけな私の陰影かげ

はっきりに映し出す


弱々しい私の光を

周りの一等星と二等星は

ひとつ残らずかき消した


流転する宇宙そら

目が追いきれず

きもちわるい


ここにある光は

ただ消えずに

誰かに届くのを待っている

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