時代は日本の戦国時代。主な舞台は、当時、商業的に非常に栄えていた『堺』です。
さて、今作の主人公は一国の城主の姫君なんですが、ひどい境遇にいる、いわゆるドアマットヒロイン、その名も「駒姫」です。
戦国時代、国の安泰のため火縄銃が必要になった二峰城の城主は、銃と引き換えに娘である駒姫を嫁に出します。
鎌倉時代からの名家の姫君が、まさか商人の嫁になるとは、これこそ、まさに逆玉の輿。
相手は堺の豪商桔梗屋の嫡男である信行です。
父親との確執もあり、信行、この結婚には大反対。なんとか逃げようと画策しているんです。
気位の高い、嫌な姫を想像もしていました。
そうした、あれやこらやと苦労しそうな嫁ぎ先にもかかわらず、駒姫は素直に運命を受け入れます。
この駒姫のキャラが、かわいい!!
女性のわたしからみても、本当にかわいいんです。
なにも知らないウブな子で、新婚夫婦の初夜が何かも知らない。
その上、彼女には特殊能力があるんです。それこそ無敵!
それは本文でお読みください。かわいいだけじゃなく、芯の通った、まっすぐな、すごくかっこいい女で、お読みになれば、きっとみな駒姫のトリコになることでしょう。