一話ごとに話が変わる話
キュア佐藤
第1話 プリとろ!!
リニアーーー!!!!
突然、どこからか自分の名前が聞こえる。
どこだろう?と私は周りを見渡す…
誰もいない…え、まじでどこ?幻聴?
もしかしたら、気のせいか。と思っていると
肩を誰かが掴む。
ひぃっ!!怖すぎる。
ゆっくり後ろを見てみる。
なーんだ、友人のゆりだったか。
びっくりした。それも今年一レベルで。
こんなことはもうやめてほしい。
と思っているとゆりは、
ねぇ、久しぶりにさ、プリとんない??
え、うんいいよ。
やったーー!!!
いつも私は思ってる。
ゆりはーーと!!と??と、。が
多いなぁと。
そう考えていると、いつのまにかゆりに
ゲーセンまで連れて行かれていた。
怖すぎ。ゆりは行動力の化け物だ。
プリ機の前まできた。
さぁ、どの機種にしよう?
二人で迷う。三十分ほどだろうか?
かなり長い間迷っていた。とくにゆり。
やっと決め、お金を入れた。
本当にいつも思ってるが、
お金を入れた後の映像って
なんであんなに長いんだ?
知らないモデルの顔見ていたってあまり楽しくはない。
出来たら私の推しでも写しといて欲しい。
そんなこと思っていたら撮影が始まる。
10枚ほど撮った。(お得)
分かってはいたがやっぱり
加工は強い。本当に強い。
まるで、エミネムの
ラップのようにだ…強すぎる。(作者の偏見)
プリクラの最大の特徴?といえば撮影。
そして、その後の加工・落書きだろう。
そこは私も楽しいと思う。
てかそこが楽しくないと意味ないと思う…
全ての工程を終え、ついにプリがでてくる。
この瞬間に一番快楽を感じる。
カシャンと落ちたあの音が私は大好きである。
そしてその後流れ作業のように、スマホの裏に
プリを入れる。なんて楽しいことなんだろうか。
最高だ。
いつまでもこんなことが出来るとは、
ハナから思ってない。
なら今できることを全力で楽しみたい。
一話ごとに話が変わる話 キュア佐藤 @kyua_sato
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