2025/7/5 三日月

#文披31題 三日月


いつの間にか、夜になっていた。

ベランダから細い三日月、風鈴が揺れている。


ここはどこだろう。目が覚めたら、白い部屋にいた。

少なくとも、自分の家ではない。


けど、ここは安全だ。自分の部屋に戻って、ベッドに潜った。

また明日が来るなら、弟に会えるだろうか。

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