2026年2月15日 05:28 編集済
誰もが目を奪われてく⑧への応援コメント
企画にご参加くださりありがとうございます。本日最終日のため、全部読みきれておりませんがここまでで感想を。 主人公の置かれた境遇がまず物語を引っ張りますね。周囲の「神髄」に対する差別的意識と、対照的にそんなことなよりも伴侶には知恵ある者迎えたいエルメ辺境伯。この出会いで主人公の人生がそれまでの半生とは違った方向に動いていくことが暗示される冒頭。読者の関心を惹くのに十分な幕開けです。 ミステリとしてはどうか。全てのエピソードとも、十分な材料が提示されており、謎解きを楽しめるフェアなミステリです。ただ、「湖面の密室」は少し無理があると思いました。人が渡れるほどの厚い氷が張っているなら相当寒いはずですがそのような描写はあまりにも少なく、また、岩で割った程度では氷の痕跡を無くすことは困難でしょう。あと「誰もが目を奪われていく」はマリナはマリナ・ブランシェットではないと信じる読者は少ないかなと。まあホワイダニット、ハウダニットを楽しめということなのかもしれませんが。 不躾なことばかり書きましたが、総じて面白いミステリだと思いました。過去編を拝読していなくて恐縮ですが、取り急ぎの感想です。
作者からの返信
感想ありがとうございます! ご指摘に関しては耳の痛い限りですけれど、まったくその通りだと思います。湖面の密室についてはマリナを登場させるために急造で拵えたエピソードだったので、その粗さについては重々承知していたのですが、練って作った「誰もが目を奪われていく」でさえ、フーダニットの面を拘りきれなかったのは慚愧に堪えないと言う他ありません。マリナが犯人だ、というのはおそらく全ての読者が察する所であり、そこから視線を逸らすミスディレクションを、もっと巧みにしたかった所、技術が足らず相済みませんでした。貴重なご意見ですので、参考にできるよう精進して行きます。
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誰もが目を奪われてく⑧への応援コメント
企画にご参加くださりありがとうございます。本日最終日のため、全部読みきれておりませんがここまでで感想を。
主人公の置かれた境遇がまず物語を引っ張りますね。周囲の「神髄」に対する差別的意識と、対照的にそんなことなよりも伴侶には知恵ある者迎えたいエルメ辺境伯。この出会いで主人公の人生がそれまでの半生とは違った方向に動いていくことが暗示される冒頭。読者の関心を惹くのに十分な幕開けです。
ミステリとしてはどうか。全てのエピソードとも、十分な材料が提示されており、謎解きを楽しめるフェアなミステリです。ただ、「湖面の密室」は少し無理があると思いました。人が渡れるほどの厚い氷が張っているなら相当寒いはずですがそのような描写はあまりにも少なく、また、岩で割った程度では氷の痕跡を無くすことは困難でしょう。あと「誰もが目を奪われていく」はマリナはマリナ・ブランシェットではないと信じる読者は少ないかなと。まあホワイダニット、ハウダニットを楽しめということなのかもしれませんが。
不躾なことばかり書きましたが、総じて面白いミステリだと思いました。過去編を拝読していなくて恐縮ですが、取り急ぎの感想です。
作者からの返信
感想ありがとうございます! ご指摘に関しては耳の痛い限りですけれど、まったくその通りだと思います。湖面の密室についてはマリナを登場させるために急造で拵えたエピソードだったので、その粗さについては重々承知していたのですが、練って作った「誰もが目を奪われていく」でさえ、フーダニットの面を拘りきれなかったのは慚愧に堪えないと言う他ありません。マリナが犯人だ、というのはおそらく全ての読者が察する所であり、そこから視線を逸らすミスディレクションを、もっと巧みにしたかった所、技術が足らず相済みませんでした。貴重なご意見ですので、参考にできるよう精進して行きます。