本作のタイトル眺めて「何の事?」と読み進めれば、美味しそうなパンのお話し。しかも、ある特別なパンのお話しに「そうなのねぇ〜」と言葉が漏れます。でも、パンのお話しはあくまで伏線!じゃあ見えないものって何なのでしょう?見えるってどういう事でしょう?そこは是非本作読んで感じて下さい。質感の描写と人の内面を映す妙に舌鼓間違い無しです。素敵な作品に感謝と賛辞を
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(107文字)
人間くさくて、あたたかい。天然酵母とパン作りへの情熱が、まるで生き物との対話のように描かれる温もりある短編。レーズンが発酵していく様子すら愛おしく思えてくる、不思議な読後感。パン好きにも、ものづくりが好きな人にも刺さる一作です。
お題企画に寄せられた本作ですが「雨」「口」「理由」「人間臭い」と、四つものそれをクリアされています!それでいてさりげなく、どこにそれがあるのかも分からないくらい♪お題だけの作品にならず、主題はしっかり「異種族間恋愛」ものを得意とする作者さまならではの視点で描かれていますファンタジーではなく、現代の、日本の、パン屋さんの裏、厨房での出来事お料理が得意な作者さまでもありますから、その描写の一つ一つにも説得力ありそれでいてまさに「人間臭い」味わい深い一作でした
とてもあったかくて、優しくて、お腹が空く素敵なお話です。そして、愛情たっぷりの時間を堪能したい、と思ったら是非この話をご覧下さい。読後は必ず心が動かされる事でしょう。
なんだろ。もう、ぜんぶぜんぶ、愛おしい。店長もみんなも、お店もパンも、そうしてちいさなちいさな、いのちたちも。ぷち、ぷち。発酵のおと。きこえる?あいのうた。
食事は何かの命をいただく行為。動物はもちろん、植物だって。パンは小麦の命だけでなく、もっと小さな命にアイを注いで育ててそのお返しとして美味しく出来上がるそう、パンはアイの結晶なんです!明日は朝からパン屋さんへゴー