第10話 オークの集落

 まず斥候の男が弓で見張りを暗殺するようだ。頭に命中。見張りのオークは即死した。


「よし、突っ込め!一人6匹だ!」


 みんな近くにいるオークに殺到する。アタシもオークに先制攻撃だ。メイスを振りかぶって思い切りオークの頭を殴った。


「ブモォ?!」


 オークは倒れた。どうやら一撃で倒せるようだ。これは楽勝だな。次の獲物を探す。


「ブキィ?!」

「ピギャ?!」


 これで3匹。残りのノルマは3匹だ。見つけたオークを攻撃するが、槍を持ったオークに防がれる。


「ブッヒッヒ!」

「くっ!これならどうだ!」


 アタシは飛び蹴りでオークの頭を蹴った。


「ブキィ?!」


 オークは怯んだ。今だ!アタシはメイスを振りかぶった。


「うおおおぉぉ!」

「ブギィ…」


 オークは死んだ。1匹に手間取っていたら、3匹に囲まれた。


「ブヒー!」

「ブッヒッヒ!」

「ブキッ!」


 アタシは防戦一方になった。くっ、このままではまずい!


「よう、エミリー。ピンチのようだな。ふっ!」


 リックが1匹の背後から斬りつけて倒した。助かった!


「ありがとう、リック!」

「よし、ここからは1対1だ!」


 アタシは勢いに任せてメイスを振りかぶった。オークは死んだ。ちょうどリックもオークを倒していた。


「エミリーは下がって、怪我人を頼む!俺はこのまま戦う!またな!」


 リックはそう言うと行ってしまった。

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