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    第1話への応援コメント

     テスト前ならではの現実逃避したくなる気持ちや、テスト後の清々しい解放感が、この二句に見事に表現されていて、とても共感しました。
テスト期間って、不思議と自然の風景に心を癒してもらいたくなるものですよね。
     一つ目の句で散歩していた草はらに、二つ目の句では寝転んでいるのかな、と想像しながら読みました。もしそうなら、テスト前には憂鬱な気分でただ歩くだけだった大地に、テスト後にはそのまま体を預けてのびやかに寝転がれる――そんな心の変化が描かれていて素敵だと思います。(違っていたらごめんなさい。)テストを乗り越えた句の中の学生を、思わず「お疲れさま」と労いたくなりました。

     ただ、二句目についてさらに考えてみると、「寝転んでおれば」という描写には、安心感や解放感だけでなく、もしかするとテストが振るわなかった絶望や諦めのようなものも込められているのかもしれない、とも感じました。今の自分がまさにそんな状況なので、ついそう読み取ってしまったのかもしれません。どちらにせよ、「寝転んでおれば」の余韻が、さまざまな物語を想像させてくれるような、解釈の広がる作品だと思います。

    
素敵な二句をありがとうございました。

    作者からの返信

    いろいろ解釈をひろげてくださって嬉しいです!ありがとうございます!

    新川山羊之介さんの近況ノートのほうで、受験勉強のことを少し話されていましたが、お恥ずかしながら情けないことに、実は私、3年生なんです。
    それなのに新川山羊之介さんのようにしっかり受験のことを考えることなく、思い付きでこんなことをして遊んでいるので、自分でも自分が笑えます。ほんとに私のほうこそなんのために書いているのか、時々悩んで落ち込みます。
    それ以前に私のほうが年上だなんて思いませんでした。だって新川山羊之介さんのほうがずっと文章も語彙も内容も書くのがとても上手なんですもの。
    改めて、尊敬します。すごいです。